市貝町議会 > 2020-06-03 >
06月03日-02号

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  1. 市貝町議会 2020-06-03
    06月03日-02号


    取得元: 市貝町議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-04
    令和 2年  6月 定例会(第4回)       令和2年第4回市貝町議会定例会(第2号)             令和2年6月3日(水曜日)午前10時開議出席議員(12名)    1番  荒井和一議員  2番  石井 豊議員    3番  関澤正一議員  5番  豊田 功議員    6番  園部弘子議員  7番  川堀哲男議員    8番  小塙 斉議員  9番  小沢岩夫議員   10番  山川英男議員 11番  高徳義男議員   12番  小泉栄一議員 13番  和久和夫議員欠席議員(なし)-----------------------------------説明のための出席者  町長        入野正明   副町長       永山廣美  教育長       小森祥一   総務課長      木性正樹  企画振興課長    金田道宙   税務課長      永山良一  町民くらし課長   軽部 修   健康福祉課長    國井美由紀  農林課長      川上和幸   建設課長      渡邉隆憲  会計課長      横山昌夫   こども未来課長   滝田弘行  生涯学習課長    関澤孝浩-----------------------------------本会議の書記  事務局長      久保孝幸   次長        小林敏章-----------------------------------付議事件  別紙のとおり開議宣告  午前10時00分            議事日程(第2号)第1 一般質問(1名)    8番 小塙 斉    1 コミュニティバスで医療機関と温泉の周回を    2 コロナ禍における公共事業の発注方法について    3 コロナ禍における学生応援奨学金について    4 町職員の人事異動と働き方改革について第2 報告第2号 株式会社サシバの里いちかい経営状況説明書の提出について第3 議案第28号 専決処分した事件の承認について(市貝町税条例の一部を改正する条例)                 (上程・説明・質疑・討論・採決)第4 議案第29号 専決処分した事件の承認について(市貝町税条例の一部を改正する条例)                 (上程・説明・質疑・討論・採決)第5 議案第30号 専決処分した事件の承認について(市貝町国民健康保険税条例の一部を改正する条例)                 (上程・説明・質疑・討論・採決)第6 議案第31号 専決処分した事件の承認について(市貝町国民健康保険条例の一部を改正する条例)                 (上程・説明・質疑・討論・採決)第7 議案第32号 専決処分した事件の承認について(市貝町後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例)                 (上程・説明・質疑・討論・採決)第8 議案第33号 専決処分した事件の承認について(市貝町介護保険条例の一部を改正する条例)                 (上程・説明・質疑・討論・採決)第9 議案第34号 専決処分した事件の承認について(令和2年度市貝町一般会計補正予算(第1号))                  (上程・説明・質疑・討論・採決)第10 議案第35号 専決処分した事件の承認について(令和2年度市貝町一般会計補正予算(第2号))                  (上程・説明・質疑・討論・採決)第11 議案第36号 専決処分した事件の承認について(令和2年度市貝町国民健康保険特別会計補正予算(第1号))                  (上程・説明・質疑・討論・採決)第12 議案第37号 専決処分した事件の承認について(令和2年度市貝町介護保険特別会計補正予算(第1号))                  (上程・説明・質疑・討論・採決)第13 議案第38号 市貝町農業委員会の委員の任命につき同意を求めることについて                  (上程・説明・質疑・討論・採決)第14 議案第39号 市貝町農業委員会の委員の任命につき同意を求めることについて                  (上程・説明・質疑・討論・採決)第15 議案第40号 市貝町農業委員会の委員の任命につき同意を求めることについて                  (上程・説明・質疑・討論・採決)第16 議案第41号 市貝町農業委員会の委員の任命につき同意を求めることについて                  (上程・説明・質疑・討論・採決)第17 議案第42号 市貝町農業委員会の委員の任命につき同意を求めることについて                  (上程・説明・質疑・討論・採決)第18 議案第43号 市貝町農業委員会の委員の任命につき同意を求めることについて                  (上程・説明・質疑・討論・採決)第19 議案第44号 市貝町農業委員会の委員の任命につき同意を求めることについて                  (上程・説明・質疑・討論・採決)第20 議案第45号 市貝町農業委員会の委員の任命につき同意を求めることについて                  (上程・説明・質疑・討論・採決)第21 議案第46号 市貝町農業委員会の委員の任命につき同意を求めることについて                  (上程・説明・質疑・討論・採決)第22 議案第47号 市貝町農業委員会の委員の任命につき同意を求めることについて                  (上程・説明・質疑・討論・採決)第23 議案第48号 市貝町農業委員会の委員の任命につき同意を求めることについて                  (上程・説明・質疑・討論・採決)第24 議案第49号 市貝町農業委員会の委員の任命につき同意を求めることについて                  (上程・説明・質疑・討論・採決)第25 議案第50号 市貝町長等の給与及び旅費に関する条例の一部改正について                  (上程・説明・質疑・討論・採決)第26 議案第51号 市貝町特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について                  (上程・説明・質疑・討論・採決)第27 議案第52号 令和2年度市貝町一般会計補正予算(第3号)                  (上程・説明・質疑・討論・採決)第28 議案第53号 令和2年度市貝町一般会計補正予算(第4号)                  (上程・説明・質疑・討論・採決)第29 発議第1号 市貝町議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正について                  (上程・説明・質疑・討論・採決)第30 常任委員会の閉会中の継続調査の件第31 議会運営委員会の閉会中の継続調査の件第32 議会広報編集調査特別委員会の閉会中の継続調査の件----------------------------------- △開議の宣告 ○議長(和久和夫)  ただいま出席している議員は12名であります。定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。                         (午前10時00分)----------------------------------- △一般質問 ○議長(和久和夫)  日程第1、「一般質問」を行います。 順次、通告順に質問を許します。----------------------------------- △小塙斉 ○議長(和久和夫)  8番、小塙斉議員。登壇。          (8番 小塙 斉 登壇) ◆8番(小塙斉)  8番、小塙斉。 皆さん、おはようございます。 本日は、早朝より傍聴に来ていただきました皆様に感謝を申し上げます。 議席番号8番、小塙斉でございます。6月定例議会最後の一般質問者となります。 私は、町民の生命、健康、町の経済のため、そして、未来を担う子供たちのため、是々非々の立場で町政の課題に取り組んでまいります。 それでは、さきの通告に従いまして4件の事項について順次質問してまいりますので、ご答弁を賜りますようよろしくお願いいたします。 一般質問の1件目は、コミュニティバスで医療機関と温泉の周回をということです。 入野町長、選挙公約でしたか、の病院誘致が間もなく実現します。当初の完成予定では2020年、今年7月の開院予定でしたが、1か月工事が延びて8月1日に開院するということです。 町民一人一人が住み慣れた地域で人として尊重され、尊厳を保って自分らしく生き抜くために必要不可欠となる在宅生活と医療、介護が途切れることなく円滑に提供される体制づくりを推進するため、住み慣れた地域で人生を生き抜くための体制整備事業費補助金交付要綱が今年4月から施行されています。 町では、市貝町介護保険特別会計の新事業、住み慣れた地域で人生を生き抜くための体制整備事業が始まります。 町内には、今年8月以降、赤羽南部地区には内科医が1か所、歯科医院が1か所、中部地区には病院が1か所出来上がります。眼科医が1か所、歯科医院が1か所、接骨院が1か所、それから市貝温泉健康保養センターが1か所であります。北部地区には、内科医が1か所、歯科医院が1か所、接骨院が1か所という内訳であります。町内の合計で言いますと、病院、医院、接骨院、それに温泉を加えますと町内に10か所ございます。 町民一人一人が住み慣れた地域で人として尊重され、尊厳を保って自分らしく生き抜くために必要不可欠となる在宅生活と医療が途切れることなく円滑に提供される体制づくりの一環で、町内をその病院、医院、接骨院、それから温泉を周回するコミュニティバスを導入してはどうでしょうか。近隣では、真岡市が「いちごバス」という名前で、乗車定員26名ですが、3台運行しています。 当町においても、1台または2台、小型バスを購入し、朝と夕方はスクールバスで児童・生徒を送迎し、日中は、空いている時間は医療機関と温泉を周遊させる。そして、運行の経費については医療機関には一部負担していただく。町民の福祉向上のために、医療機関には患者の移送に、市貝温泉保養センターの誘客にとつながる施策と思いますが、町の考えを伺いたいと思います。 一般質問の2件目は、コロナ禍における公共事業の発注方法についてです。 新型コロナウイルス非常事態宣言は4月7日に出され、5月14日に39県が解除、5月25日には非常事態宣言が全面解除となったところです。 コロナ禍は100年に一度の危機です。国は、国民の健康と命を守る、経済を守ることが大事です。町においては、町民の健康と命を守り、町民の暮らしと経済を下支えすることが重要だと思います。町内の企業を守り雇用を守っていくことが大切です。 令和2年度が始まり、当町においても公共事業の発注が始まりました。先日、市貝町農業者トレーニングセンター耐震改修工事予定価格では、税抜きで3,914万ですが、この案件については、4月9日に入札公告がされ、5月13日に一般競争での入札がありました。入札には7社、町内3社、町外の業者が4社の参加の状況でした。 新型コロナウイルス感染症対策で、町は町内業者に対して感染症拡大防止協力金、また事業継続支援応援金緊急対策資金を設けていますが、今は100年に一度の危機であります。 町ホームページには、令和2年度の建設工事発注の見通しの一覧がアップされています。全部で25の工事が掲載されています。大きいものから小さいものまでありますが、一般競争入札指名競争入札、随意契約とありますが、3,000万円以上の工事であっても、今年度は100年に一度のコロナ禍、100年に一度の危機であります。町内業者の事業継続支援、応援と雇用の確保という観点から、町内業者で対応できる工事については町内業者で指名競争入札することが適当と考えますが、町の考えを伺いたいと思います。 一般質問の3点目は、コロナ禍における学生応援奨学金についてです。 新型コロナウイルス感染症の影響により、学業継続のため、経済支援が必要になった学生に対し学資を貸与する緊急支援が必要と思われます。飲食店のアルバイトが困難な中、県外にいて県を越えての移動を自粛し、実家にも帰れず困っている市貝出身の学生が何名もいるはずです。 近隣の真岡市では、「コロナに負けるな!もおか学生応援奨学金」の奨学生募集要項をまとめ、5月18日から7月31日まで先着40人を募集しています。当町においても、緊急の学生支援をしてはどうか町の考えを伺います。 また、当町においては市貝町奨学金貸与費の特別会計があり、現在、学生が34人利用しています。その学生が卒業し、就職し、市貝に住所を構えれば、奨学金の返済が免除または返済額が半分の50%になるようなことはできないのでしょうか。町の考えを伺いたいと思います。 4つ目の質問です。町職員の人事異動と働き方改革について伺います。 私は、毎年この6月議会においては、4月の人事異動について質問させていただいております。町職員の人事異動は町長の専権事項とはいえ、例年4月の役場職員の人事異動がいつも多いなと感じています。 異動して職員は、1年目は、先輩や前任者に教えてもらいながら1年を通して業務の流れを覚えながら仕事をする。2年目で、普通にこれまでと同様の業務ができるようになる。3年目には、業務を改善し、工夫を加えて効率的に行うことができることだと思います。対外的な人間関係の信頼関係を構築したり、事業や業務を進める上で、最低でも3年間は同じ部署にいないと、まともな仕事ができないんじゃないかな、そう思います。 極力異動を少なくして、専門職と呼ばれるように業務に精通した職員を育てたほうが、各課の各部署の事業がスムーズに、そして円滑にできると思います。町内で組織するNPO法人、また各協議会、各自治会、多面的支払い制度の活動団体など、町から補助金を出している行っている事業が数多くあります。その活動団体に対して、より適切なアドバイスができて、それが町の活性化につながることなんじゃないかな、そう思います。 今は、町長は副町長を置いて3年目になるかと思いますが、事業の進捗、職員の把握が本当にできるようになったのかな、そう思うんですが、実際のところどうなのか伺いたいと思います。 昨年度は3月末で3人が退社し、うち2人は、定年前の即戦力の職員が退社しています。そのうちの1人は、4月から隣町の正職員に採用ということであります。これはどうなんだろうな、そういった思いがします。異動の基準や年数の目安、そういうものはどのぐらいで考えているのか。 今年4月の異動は何名が異動して、異動した職員は同じ部署に何年いたのでしょうか。また、役場職員の健康状態、メンタル面など含め、どういう状況にあるのか。長期休暇の状況にある者は何名いて、どのような状況であるか、復帰できるんだろうか。 また、今回のコロナ禍に直面して役場の働き方改革、新たなる日常、職場の環境にどのような取組をしていくのか、それらについて町の考えを伺いたいと思います。 以上でこの場での質問は終わりますが、町長、副町長、教育長はじめ主幹課長の皆様には簡潔明解な答弁をお願いいたします。 ○議長(和久和夫)  入野町長。登壇。          (町長 入野正明 登壇) ◎町長(入野正明)  小塙斉議員のご質問に対し順を追ってお答えいたします。 まず、第1点目のコミュニティバスでの医療機関と温泉の周回についてでございますが、コミュニティバスの導入につきましては、現在、芳賀管内では、小塙議員ご指摘のとおり、真岡市が中心市街地に導入してございます。 コミュニティバスにつきましては、通常の路線バスと同様の運行形式を取るため、予約をしなくても定刻に行けば乗車できるなどのメリットがあります。その反面、歩行困難な高齢者が停留所まで行くのは難しいとともに、また、人家の少ない地域も巡回運行することになるため、乗車賃に対する経費が課題となるデメリット等も考えられます。 本町におきましては、自宅玄関から目的地まで運行する公共交通サービスデマンドタクシー2台を設置しているほか、市貝町と茂木町が運行支援をしている那須烏山市営バス、高根沢町から乗り入れている「たんたん号」などがございますので、現在の運行状況でも対応が可能ではないかと考えています。 将来的には、バイパス沿いの自治体との間で、具体的には芳賀町を含めまして、デマンドタクシーの相互乗り入れを行うことを視野に入れるとともに、今、試験運行をしている民間の運営するバスがございまして、LRTの導入に併せて2次交通としての収益の可能性を見定めた上で、民間のバスなどの導入も期待されるところでありますので、当面の間は、現在のデマンドバスなどを中心にして対応してまいりたいと考えております。 続きまして、第2点目のコロナ禍における公共事業の発注方法につきましては、入札に関わることでございますので、契約等に係る委員会の座長を務める副町長が答弁いたします。 続きまして、第3点目のコロナ禍における学生応援奨学金について申し上げます。 まず、1つ目の緊急の学生支援についての考えでございますが、新型コロナウイルス感染症の影響で、経済的に不安を抱えている学生が増えてきております。 国では、こうした状況を踏まえまして、このたび国会で承認をされました第2次補正の中で、世帯収入やアルバイト収入の激減等で経済的に困窮する学生に対し、1人当たり最高で20万円を給付する学生支援緊急給付金制度の創設や緊急特別無利子対応型の奨学金の創設をはじめ、家計急変世帯への緊急対応、授業料等免除給付型奨学金、さらに、高等教育などに対する貸与型奨学金の拡充など、多様なメニューでもって後押しすることが決まりました。 また、本町出身の学生が在籍する大学等においても、入学金の免除や授業料の免除、軽減、さらに、困窮する学生に対して現金の給付などを決めるなど、独自の支援策が展開されている状況でございます。 本町につきましては、町の奨学金償還者で生活困窮等により返済が困難な場合には、償還猶予等の相談に柔軟かつきめ細やかに対応しながら、国の支援体制や近隣市町の状況を注視し、新型コロナウイルスの影響が長期化することも視野に入れながら、将来を担う学生の適切な支援を今後検討してまいりたいと考えています。 次に、2つ目の卒業後就職し市貝町に住所を構えた場合に、奨学金の返済を免除または返済額を50%にしてはどうかについてでございますが、小塙議員が質問の中で言及されたとおり、奨学金の運営につきましては特別会計でございまして、所管の教育長が答弁いたします。 次に、第4点目の町職員の人事異動と働き方について申し上げます。 まず、1つ目の異動の基準や年数目安についてでございますが、人事異動につきましては、私たち公務員は公僕であることから、町民の福祉の向上を第一に考え、そのために町民にじかに届く町民サービスの的確な提供を保障するという観点から、適材適所を基本に、器である職務に人材の配置をするよう心がけています。その際、人事評価の結果や業務適性、在職履歴等を考慮するとともに、本人の異動希望等も参考にしながら、教育委員会の事務の責任者である教育長や職員を総括する総務課長などが参加する集団的決定を行いながら決めているところでございます。 次に、2つ目の本年4月の人事異動について申し上げます。 異動者総数は27名、異動前の部署の勤続年数につきましては、5年以上と4年がそれぞれ5名、3年が7名、2年と1年もそれぞれ5名となっております。 次に、3つ目の職員の健康状態についてでございますが、職員の健康管理につきましては、町安全衛生管理規程に基づき健康診断、ストレスチェックを実施しているほか、各職場におきましても、所属長を中心に、日々、職員の健康の確保と快適な職場環境づくりに努めているところでございます。 続きまして、4つ目の職員の長期休暇の状況でございますが、現在、育児に伴い休暇を取得している職員が2名、病気により休職している職員が1名おり、長期間にわたり休んでいる職員は3名でございます。 次に、5つ目の働き方改革とコロナ禍における職場環境についてでございますが、職員の健康増進や充実した生活の実現を図るため、ノー残業デーの徹底や男性職員の育児休暇、夏季休暇や年次有給休暇連続取得促進等を図っております。 新型コロナウイルス感染症対策に関しましては、感染拡大防止と職員の感染リスクの低減を図るため、分散勤務や、窓口への飛沫感染防止のためのアクリル板の設置、毎日の検温を通した健康管理などの取組を実施してまいりました。現在は、緊急事態宣言も解除され、感染拡大も小康状態ではありますが、第2派への懸念も高まっておりますので、これまでの取組を継続して実施していくとともに、安全衛生管理委員会などの意見も聞きながら、職員が安心して仕事に取り組める環境づくりに努めてまいりたいと考えています。 以上です。 ○議長(和久和夫)  永山副町長。登壇。          (副町長 永山廣美 登壇) ◎副町長(永山廣美)  それでは、第2点目のコロナ禍における公共事業の発注方法についてについてお答えいたします。 まず、一般論から申し上げますと、地方公共団体での調達の財源は税金でありますので、より良いものを、より安いものを調達する必要がございます。同時に、透明性、公平性、競争性などが必要とされているところでございます。そのために、地方自治法234条の2項におきまして、不特定多数の参加者を募る一般競争入札を原則としています。 その一方、この方式にも作業や準備等の関係で弊害が生じることもあり得るということから、指名競争入札や随意契約という方式が別に認められているところでございます。また、地域活性化という視点も求められており、これらを踏まえ、調達が行われるということになります。 さて、町のほうでございますが、町が発注する建設工事等につきましては、一般競争入札指名競争入札及び随意契約によって執行しているところでございます。 指名競争入札につきましては、建設工事請負業者選定要綱の規定に基づき、建設工事請負業者選考委員会が審査し選定しており、請負対象ごとの格付により、地理的条件などを考慮し、町内業者の入札参加機会を確保しております。 また、予定価格が3,000万円以上となる一般競争入札の執行に当たっては、入札に参加できるものに必要な資格要件である施工能力や経営管理能力の充足が必要になりますが、これにつきましても同様に、建設工事請負業者指名選考委員会で審査いたしますが、地元業者の育成の観点から、配慮すべき点には十分気を配ってまいりたいと考えております。 小塙議員の町内業者の事業継続支援応援と雇用の確保という観点から、町内業者で対応できる工事については町内業者で指名競争入札をというご質問につきましても、市貝町事後審査型条件付き一般競争入札実施要領第2条にありますように、特別な理由について、建設工事請負業者指名選考委員会に諮り審査することになります。 コロナ禍の中で地域経済の活性化を望むためのお考えと思います。入札につきましては、その透明性に加え、受注の公平性が担保される必要がございます。その是非につきましては委員会で決めることでもあります。この場で見解を述べるのは差し控えたいと思いますので、ご了承のほどお願いいたします。 しかしながら、コロナ禍については、第2・第3波が懸念されるところでございます。また、今後の経済活動の動向にも注視していかなければなりません。さきに申し上げました委員会におきましても、このテーマにつきましては今後十分に議論していくべきと考えております。 なお、これらを含めまして、公共事業の執行に当たっては、公共事業の品質確保の担い手である技術者や労務者等の確保や、事業者の持つ活力が有効に生かされ、特に地域経済の活性化、雇用の維持確保や技術力向上が図れるよう、引き続き適正な執行に努めてまいりたいと考えております。 以上です。 ○議長(和久和夫)  小森教育長。登壇。          (教育長 小森祥一 登壇) ◎教育長(小森祥一)  私からは3点目のコロナ禍における学生応援奨学金についてお答えをいたします。 本町の奨学金制度につきましては、教育の機会均等を得させるため、能力があるにもかかわらず経済的理由により修学できない者に学資を貸与して人材を育成することを目的に、高等学校または大学等に在学する学生に対し奨学金を貸与しております。 奨学生が返還するお金につきましては、次の世代の奨学金として使われ、先輩から後輩へとリレーされていくものです。令和2年度の本町の奨学金貸与者は大学生が3名、高校生1名の合計4名となっており、貸与が終了し卒業後1年間の償還猶予中の方が5名、償還中の方が33名となっております。 町へのUターン定住を条件として奨学金の償還を免除することは、定住促進の面では一定の効果が得られると考えておりますが、奨学資金は、先程も申し上げましたように、返済していただいた奨学金を新たな貸付けの原資にしていることから、貸付けの原資の確保の問題や、町外に出られて償還される方や償還完了者との不公平感などの課題もございますので、他市町の状況について今後調査・研究してまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(和久和夫)  小塙議員。 ◆8番(小塙斉)  それでは順次再質問させていただきます。 まず、1件目の医療機関と温泉をコミュニティバスで周回させるという案なんですが、これは私、町内において小・中学校のスクールバスを使っているわけで、そのスクールバスについては朝と夕方しか使わないんですよね。その空いた時間にそういう温泉であったり町内の医療機関を周遊させる。温泉にとっては町民の健康維持にもなりますし、また、温泉の経済的な部分での入湯税等も入ってきますので、そういった面でいいんじゃないかなと思っているんです。 真岡市では、実質走っているのは3台なんですが、4台あるようなんです。定員は全部26名乗車のものです。5年の車両リースで、その後、所有権が市に、自治体に移転するという方法でやっているようであります。年間1,748万を5年間かけてということであります。運営については、バスの運行については真岡市内のバス会社に委託して、年間3,139万の予算が計上されて、それで運行しているというようなことなんです。運賃については、小学生以上が100円、未就学児は無料でやっているということでありますので、町もそのようなことを考えてもらって、特別会計で新しい事業が始まりますし、今度、町長公約ですか、病院ができますので、そういう形でもう一度考えてみてはどうかなと思うんです。 まずは、町民にアンケートをしていただいて、こんなことを考えているんだけどというようなことで、例えば周遊バスなんですが、午前中2回、回るような形で、北部、また中部と南部で午前中2回、午後2回ぐらい回る必要はあるかなと思うんですが、そのようなことでそういうアンケートとか、また、スクールバスを使ってやるというのは経済的にもいいんじゃないかなと私は思うので、そういう考えはどうかもう一度お聞きをいたします。よろしくお願いします。 ○議長(和久和夫)  入野町長。 ◎町長(入野正明)  小塙議員のご質問、私も同じ考えでございました。せっかくスクールバスが走っているので、どうですかということで、大貫教育長さんは非常に庶民的で、私どもといろんな問題について膝を突き合わせながらお話しすることが大変多かった立派な教育長様で、私も尊敬しております、恩師の一人として。その中で、大貫教育長様に、スクールバスせっかく走らせているんで先生どうですかね、これ使ってみませんかねというような提案をさせていただきましたところ、人件費ですか、あとはレンタルしていますので、そういう絡みで費用の面で難しいようなお話を受けたことがございます。 取りあえずは、今のような費用計算をした結果がございましたので、それに基づいて、スクールバスについては人件費とかレンタル料などを含めて計算すると、また、子供たちを常に車両の点検をして安全に学校と自宅に届けるということもありましたので、そのようなことで難しいことが分かってしまって残念でした。小塙議員と同じ考えでした。 これの難しいところは、もう一つ、私も何度も壁に穴を開けようと思いまして、町内を無差別に走らせたいと思っていたんですが、ところが、公共交通運営協議会といいまして、タクシー会社や民間の運営するバス会社、名前あれなんですけれども、2社ですね、あと、国土交通省が来ておりまして目を光らせていまして、そのような提案をするたびにぐっとにらまれるようなことが何回もございまして、この公共交通運営協議会、正式名称が不確かで申し訳ございませんが、そのような中で通すことが結構難しいことを知りまして、行政というのは大変なんだなということを身をもって分かったところでございました。 当面、デマンド交通についてはこのような形でやらせていただきますけれども、バイパスなどについても民間のバスなどが今、実験運行をずっと重ねていますけれども、私は近い将来、2次交通に利益ありというふうなデータを集積しながら蓄積していって、ここは大規模量販店もできるということでございますので、交通需要が高まってくると思います。 そんなことで、私の期間はあと1年ちょっとですけれども、その期間中になかなか実施は難しいかと思いますが、近い将来、そういう交通機関が私どもが誘致しなくても入ってくるのかなと思っております。町民が医療機関にかかれるという点では、デマンド交通に工夫を加えながら、これが自前で市貝町内の商工会や団体が運行できるようになれば、今度は民間から寄附を集めながらそういうところには優先的に行くとか、町内に金融機関とか民間の経済団体とか医療機関などもありますので、広告などをはじめ寄附などを募りながら、そういう機関には定期的に運行を含めて拡充できればというふうに考えているところでございます。 以上です。 ○議長(和久和夫)  小塙議員。 ◆8番(小塙斉)  それでは次の質問に移ります。 コロナ禍における公共事業の発注方法についてなんですが、昨日も同僚議員が、コロナ禍の経済対策ということで何名も質問しておりました。その質問に対して、町長は、倒産か自殺か、それが一番心配だというようなことをおっしゃっていましたよね。そういった意味で、私は、100年に一度の危機でありますから、これは、町内業者が1社でも2社でもできるんだったらそっちにさせるべきだと思います。町外業者は市貝町に対して税金を落とさないんですよ。その点どうお考えなんですか。よろしくお願いします。
    ○議長(和久和夫)  入野町長。 ◎町長(入野正明)  公共入札につきましては、副町長が座長を務める委員会で審議されておりまして、私どもは関与してございませんが、小塙議員のご指摘のとおり、今期は新型コロナウイルス禍で、製造業をはじめ、宿泊、観光、飲食などの業者が非常に大きな痛手を受けているということでございます。連日メディアでもこの点が報道されておりまして、市貝町内の業者の方が大変な状況にあるのではないかと心を痛めているところでございます。 こういう状況を踏まえまして、先程、副町長からの答弁もございましたが、競争原理を阻害することなく、なおかつ市内業者の育成支援に結びつくような入札制度について、じっくりといいますか、担当発注課の課長もここに参加しておりますので、地元業者が受注できるような仕組みを工夫していっていただきたいというふうに希望は持ってございます。 こういう状況の中で、しっかりと地元の業者が、地域の環境、自然環境や道路などの状況や地形などを熟知した、そういう業者の経験や知識がきちっと評価されるような、そういうシステムができることを希望しております。 以上です。 ○議長(和久和夫)  小塙議員。 ◆8番(小塙斉)  3つ目の質問のコロナ禍における学生の支援については、これ、奨学金貸与費とかを使っている学生については、市貝町に世話になったと、就職はまた市貝に戻ってこなくちゃなというような思い、そういうことで、いつまでも温かく見守ってほしいなと思っております。ということで特別質問はありませんが、行く行くは給付型のそういう奨学生応援の支援というようなことでお願いしたいと思います。 最後の質問なんですが、町職員の異動等についてで、即戦力の町職員が隣町に行ってしまうというのは、私は、どうも独断ではあり得ないと思っているんです。 ずっと町長は、町長に初当選以来、副町長を置かないでやっておりましたけれども、副町長を置いて2年目、3年目となっているわけです。職員の管理については、これは副町長が管理していると思うんですが、それはどのぐらい管理できているのかなというような思いで私は見ていました。本当に大きな損失だと思っているんです。 もう時間もありませんので質問までは行けませんが、ここでまとめたいと思いますけれども、今回は、奨学金等を使ってまた市貝に戻ってこられるような学生の支援、また町内の業者の支援、そういったことをお願いしたいと思います。 6月1日から県内の公立学校が本格再開というようなことになりまして、小学校、中学校には、約3か月ぶりに子供たちの元気な笑顔が戻りました。今はコロナ禍でありますが、この新型コロナ感染防止に慎重に対応しつつ、積極的に町内の経済を早くコロナ禍の前のように、町民に笑顔と活気が戻るよう、議会と執行部、全町職員が共にウィズコロナ、持続可能な復旧を目指し働き出すことを強く要望させていただきまして、私からの一般質問の一切を終了させていただきます。ありがとうございました。 ○議長(和久和夫)  小塙斉議員の質問をもって通告者全員の一般質問が終了しました。 ここで暫時休憩といたします。 再開は11時10分とします。                         (午前10時56分)----------------------------------- ○議長(和久和夫)  再開いたします。                         (午前11時10分)----------------------------------- △報告第2号の報告 ○議長(和久和夫)  日程第2、報告第2号「株式会社サシバの里いちかい経営状況説明書の提出について」を議題といたします。 町長からの報告を求めます。 入野町長。登壇。          (町長 入野正明 登壇) ◎町長(入野正明)  報告第2号「株式会社サシバの里いちかい経営状況説明書の提出について」ご説明申し上げます。 昨年4月から運営開始しました第三セクターは、3月で企業年度が終了し決算が確定したため、地方自治法に基づき、町が出資している法人の経営状況を議会にご報告するとともに、町ホームページなどを介して町民に公表するものでございます。 それでは、決算からご説明いたします。 3ページ、損益計算書をご覧ください。これらの数字は全て税抜き金額で記載してございますので、ご了解いただきたいと思います。 上段左側、売上高の内訳につきましては、上から順に農産物直売所、施設使用料、指定管理料となっており、総売上高につきましては約2億5,755万円でございます。このうち農産物直売所の売上高について、昨年比較ではマイナス215万円、率にするとマイナス0.84の99.16%と、手前みそですが、ほぼ同額を達成できました。第三セクターとなっても、地域の皆様が引き続き出荷、ご購入いただけたことに対し感謝申し上げたいと思います。 さて、売上高から出荷者への精算払い、買取り仕入額を差し引いた売上総利益は6,120万円でした。これに対し、直売所や敷地全体の運営費である販売費及び一般管理費につきましては5,690万円の支出となり、総利益から経費及び法人税等を差し引いた純利益は312万円余りとなりました。指定管理料から純利益を引きますと税抜きで1,250万円となります。町直営時の財政負担額は約3,000万円でございましたので、第三セクター化したことで約1,750万円の削減となりました。 次に、令和2年度の経営方針についてご説明いたします。 6ページをご覧ください。 事業計画概要のとおり、株式会社として2年目の今年度が正念場と捉えており、参加型体験イベントの実施、施設の清潔感など4つを重点事項といたしましたが、コロナウイルス感染症対策も必要でございますので、コンサートイベントや折り込みチラシ配布等は慎重に対応してまいりたいと存じます。 売上げ構成比の高い農産物直売所につきましては、生産者、出荷組合との連携を密にし、サシバが飛来する自然豊かな里山から生産される野菜を豊富にそろえられるように、さらには、減農薬・有機農業等での米や野菜の生産にも注力していきたいと考えております。 最後に、8ページをご覧ください。 こちらが本年の収支予算でございます。 まず、中段から下の経費については、人員整理に伴う給与・賞与の減、チラシ印刷等の広告宣伝費を削減しましたので、販売費、一般管理費は4,857万8,000円といたしました。前年度に対しまして1,000万ほどの削減となりました。 上段の売上げにつきましては、農産物直売所については、芝ざくらまつり中止に伴う減収を含め500万円減の約2億2,800万円と見込み、指定管理料につきましては1,050万円、税込みで1,155万円といたしました。結果、損益につきましては172万円の営業利益の見込みとなります。 最後になりますが、道の駅運営につきましては、引き続き経費削減努力をさせながら、その反面、創意工夫し、サシバの里いちかいが皆様に愛され、親しまれる施設を目指し努力してまいりたいと存じます。 以上です。 ○議長(和久和夫)  ただいま町長より説明のありました報告第2号「株式会社サシバの里いちかい経営状況説明書の提出について」は、報告でありますので、質疑及び採決は行いません。----------------------------------- △議案第28号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(和久和夫)  日程第3、議案第28号「専決処分した事件の承認について」を議題といたします。 本案について提案理由の説明を求めます。 入野町長。登壇。          (町長 入野正明 登壇) ◎町長(入野正明)  議案第28号「専決処分した事件の承認について」ご説明申し上げます。 今回の専決処分につきましては、地方税法等の一部を改正する法律が本年3月31日に公布され、原則として4月1日から施行されることとなったため、市貝町税条例に規定されている内容について必要な改正を行ったもので、3月31日付で地方自治法第179条第1項の規定により専決処分したものでございます。 本案の第1条及び第2条の改正につきましては、現行の市貝町税条例を改正するもので、第3条は、市貝町税条例の一部を改正する条例(平成31年市貝町条例第12号)を改正するもので、附則第8条は、市貝町税条例の一部を改正する条例(平成27年市貝町条例第16号)、附則第9条は、市貝町税条例の一部を改正する条例(平成28年市貝町条例第17号)、附則第10条は、市貝町税条例の一部を改正する条例(平成29年市貝町条例第16号)、附則第11条は、市貝町税条例の一部を改正する条例(平成30年市貝町条例第19号)を、それぞれ皆減対応のために改正するものでございます。 それでは、改正内容につきまして、市貝町税条例新旧対照表に基づき順を追って概要をご説明いたします。 まず、第1条による改正について申し上げます。 1ページをお開きください。 第24条「個人の町民税の非課税の範囲」、第1項につきましては、地方税法第295条第1項の改正に伴い、非課税措置について「寡夫」を対象から除き、「ひとり親」を対象に追加するものでございます。 第34条の2「所得控除」につきましては、地方税法第314条の2の改正に伴い、「所得控除」に「ひとり親控除」を追加する改正、項のずれ等を整備するものでございます。 2ページをご覧ください。 第36条の2「町民税の申告」、第1項につきましては、地方税法第317条の2第1項の改正に伴い、項のずれ等を整備するものでございます。 3ページをご覧ください。 第36条の3の2「個人の町民税に係る給与所得者の扶養親族等申告書」につきましては、地方税法第317条の3の2の改正に伴い、見出し中、「扶養親族等申告書」を「扶養親族申告書」に改正し、同条第1項第3号を削除し、同項第4号を第3号に繰り上げる等、所要の整備をするものでございます。 第36条の3の3「個人の町県民税に係る公的年金等受給者の扶養親族等申告書」につきましては、地方税法第317条の3の3の改正に伴い、見出し中、「扶養親族等申告書」を「扶養親族申告書」に改正し、第1項中、「若しくは単身児童扶養者である者」を削除し、同項第3号を削除し、同項第4号を第3号に繰り上げる等、所要の整備をするものでございます。 4ページ中段、第48条「法人の町民税の申告納付」、第2項につきましては、地方税法第321条の8第24項の改正に伴い、項のずれ等を整備するものでございます。 5ページ、第54条「固定資産税の納税義務者等」、第2項及び第4項につきましては、地方税法第343条第2項及び第4項の改正に伴い規定の整備をするもので、同ページ下段、第5項につきましては、地方税法第343条第5項の新設に合わせ、第5項及び第6項を1項ずつ繰り下げ、新たに第5項として、調査を尽くしても所有者が明らかとならない資産について、使用者がいる場合に使用者を所有者とみなす規定を追加するものです。 同条第6項及び第7項につきましては、地方税法第343条第7項及び第8項の改正に伴い、規定の整備をするものでございます。 8ページ、第61条「固定資産税の課税標準」、第9項及び第10項につきましては、地方税法第349条の3の2の改正に伴い、項のずれ等を整備するものでございます。 同ページ下段、第74条の3「現所有者の申告」につきましては、地方税法第384条の3の新設に合わせて、登記または補充課税台帳に所有者として登記または登録がされている個人が死亡している場合、現所有者に賦課徴収に必要な事項を申告させることができる規定を新設するものです。 9ページ中段、第75条「固定資産に係る申告に関する過料」につきましては、地方税法第385条の改正に伴い、所要の改正をするものでございます。 同ページ下段、第94条「たばこ税の課税標準」、第2項につきましては、地方税法第467条第2項の改正に伴い、軽量な葉巻たばこに係る紙巻きたばこの本数への換算方法について所要の改正をするものでございます。 10ページ、同条第4項「たばこ税の課税標準」につきましては、地方税法第467条第2項の改正に伴い、所要の整備をするものでございます。 同ページ中段、第96条「たばこ税の課税免除」、第2項につきましては、地方税法第469条の改正に伴い、第2項及び第3項を1項ずつ繰り下げ、第2項として、課税免除の適用に当たって必要な手続の簡素化に関する規定を新設するものです。 11ページ、第98条「たばこ税の申告納付の手続」、第1項につきましては、地方税法第473条の改正に伴い所要の整備をするもので、同ページ下段、第123条「特別土地保有税の納税義務者等」、第6項につきましては、地方税法第585条第6項の改正に伴い、所要の整備をするものでございます。 12ページ、附則第3条の2「延滞金の割合等の特例」、第1項につきましては、地方税法附則第3条の2の改正に伴い整備をするもので、同ページ下段、同条第2項につきましては、地方税法附則第3条の2第2項の改正に伴い、所要の整備をするものでございます。 13ページ、附則第4条「納期限の延長に係る延滞金の特例」、第1項につきましては、政令附則第3条の2の2の改正に伴い、所要の整備をするものでございます。 14ページ、附則第6条「特定一般用医薬品等購入費を支払った場合の医療費控除の特例」及び第7条の3の2「個人の町民税の住宅借入金等特別税額控除」、第1項につきましては、皆減対応による改正でございます。 15ページ、附則第8条「肉用牛の売却による事業所得に係る町民税の課税の特例」、第1項につきましては、地方税法附則第6条第4項の改正に伴い、肉用牛の売却による事業所得に係る課税の特例の適用期限を3年間延長するものでございます。 同ページ下段、附則第10条の2「法附則第15条第2項第1号等の条例で定める割合」、第2項につきましては、地方税法附則第15条の改正に伴い、第3項を削除し、第4項を繰り上げ第3項とする等、所要の整備をするものです。 16ページから19ページ、附則第11条から附則13条につきましては、地方税法附則第17条、第17条の2、第18条、第19条、第21条及び第21条の2の改正に伴い、見出し及び条文中の皆減対応による改正でございます。 20ページから22ページ、附則第15条、第15条の2、第16条第2項から第4項につきましては、地方税法附則第31条の3、第29条の8の2、第30条の第2項から第4項の改正に伴い、条文中の皆減対応による改正でございます。 22ページ下段、附則第17条「長期譲渡所得に係る個人の町民税の課税の特例」、第1項につきましては、地方税法附則第34条第4項の改正に伴い、低未利用土地等を譲渡した場合の長期譲渡所得に係る課税の特例規定を整備するものでございます。 23ページの中段、附則第17条の2「優良住宅地の造成等のために土地等を譲渡した場合の長期譲渡所得に係る町民税の課税の特例」、第1項及び第2項につきましては、地方税法附則第34条の2第4項及び第5項の改正に伴い、優良住宅の造成等のために土地等を譲渡した場合の長期譲渡所得に係る課税の特例について、適用期限を延長する規定を整備するものでございます。 24ページ、附則第17条の2第3項につきましては、地方税法附則第34条の2第6項の改正に伴い、優良住宅地の造成等のために土地等を譲渡した場合の、長期譲渡所得に係る課税の特例の創設による所要の整備をするものでございます。 25ページ、附則第22条「東日本大震災に係る固定資産税の特例の適用を受けようとする者がすべき申告等」、第1項につきましては、地方税法附則第56条の改正に伴い規定の整備をするもので、同条第2項及び第23条「個人の町民税の税率の特例」等につきましては、皆減対応による改正でございます。 続きまして、26ページ、第2条による改正でございますが、第19条「納期限後に納付し又は納入する税金又は納入金に係る延滞金」につきましては、地方税法第326条第1項の改正に伴い、項のずれ等を整備するものでございます。 27ページ中段、第20条「年当たりの割合の基礎となる日数」につきましては、利率等の表示の年利建て移行に関する法律第25条の改正に伴い規定の整備をするもので、同ページ下段、第23条「町民税の納税義務者等」、第3項につきましても、地方税法第294条第8項の改正に伴い規定の整備をするものでございます。 28ページ中段、第31条「均等割の税率」、第2項及び30ページ下段、第3項につきましては、地方税法第312条第1項及び第4項の改正に伴い、法人税法において通算法人ごとに申告等を行うこととする規定の整備をするものでございます。 31ページ、第48条「法人の町民税の申告納付」、第1項から第4項につきましては、地方税法第321条の8、同条第24項、同条第36項から第38項の改正に伴い、項のずれ等の整備をするものでございます。 32ページ、同条第5項から第7項につきましても、地方税法第326条第1項から第3項の改正に伴い、項のずれ等の整備をするものでございます。 34ページ、同条第9項につきましては、地方税法第321条の8第41項の改正に伴い規定を削除し、第10項から第17項までを1項ずつ繰り上げるものでございます。 35ページ、同条第9項から第15項につきましては、地方税法第321条の8第52項、第54項から第57項、第63項、第64項の改正に伴い、項のずれ等の整備をするものでございます。 36ページ、同条第16項につきましては、地方税法第321条の8第65項の改正に伴い、法人税において通算法人ごとに申告等を行うこととする規定の整備、項のずれ等を整備するものでございます。 37ページ、第50条「法人の町民税に係る不足税額の納付の手続」、第2項から第4項につきましては、地方税法第321条の12第2項から第4項の改正に伴い項のずれ等の整備、法人税において通算法人ごとに申告等を行うこととする規定を整備するものでございます。 39ページ、第52条「法人の町民税に係る納期限の延長の場合の延滞金」、第4項から第6項につきましては、地方税法第327条第4項から第6項の改正に伴い、連結納税の規定を削除するものでございます。 40ページ、第94条「たばこ税の課税標準」、第2項につきましては、地方税法第467条第2項の改正に伴い、軽量な葉巻たばこに係る紙巻きたばこの本数への換算方法について所要の改正をするものでございます。 41ページ、附則第3条の2「延滞金の割合等の特例」につきましては、地方税法附則第3条の2の改正に伴い所要の整備を行うものでございます。 続きまして、42ページをご覧ください。 第3条による改正、市貝町税条例の一部を改正する条例(平成31年市貝町条例第12号)でございますが、第3条のうち、第24条第1項第2号の改正規定、43ページ、附則第1条第4項、96ページ、附則第4条につきましては、平成31年改正地方税法第3条、附則第1条、附則第15条の改正に伴い規定の削除をするものでございます。 42ページ中段から47ページ、附則第16条に1項を加える改正規定、附則第1条から第8条につきましては皆減対応による改正でございます。 続きまして、48ページに飛んでください。 附則第8条による改正、市貝町税条例の一部を改正する条例(平成27年市貝町条例第16号)でございますが、附則第5条第2項、第13項、49ページ、第14項につきましては皆減対応による改正でございます。 50ページに飛んでください。 附則第9条による改正、市貝町税条例の一部を改正する条例(平成28年市貝町条例第17号)でございますが、附則第1条、第2条の2、51ページ、附則第4条につきましては皆減対応による改正でございます。 続きまして、52ページ、附則第10条による改正、市貝町税条例の一部を改正する条例(平成29年市貝町条例第16号)でございますが、附則第1条、第2条につきましては同じく皆減対応による改正でございます。 53ページ、附則第11条による改正、市貝町税条例の一部を改正する条例(平成30年市貝町条例第19号)でございますが、附則第1条、54ページ、附則第2条、第7条、第9条、56ページ、附則第11条につきましては、同様に皆減対応による改正でございます。 以上が専決処分いたしました市貝町税条例の一部改正の概要でございます。 よろしくご審議の上、原案のとおりご承認くださいますようよろしくお願いいたします。 ○議長(和久和夫)  町長の説明が終わりましたので、これから質疑を行います。 質疑ございませんか。 山川議員。 ◆10番(山川英男)  10番、山川英男です。 今回のこれ、条例の整理とか改正とかありますけれども、平成から令和に替わりましたからね。また、ここのところ、コロナウイルスでかなり経済にダメージを受けています。その中での改正かなと思っておりますが、例えば新旧対照表の1ページなんですけれども、ここの24条の2項に「寡婦又はひとり親」ということで、「寡夫」の部分が削除されておりますよね。それで、婦人の寡婦のほうを残したという、これなぜ残されたのか。「ひとり親」で十分どちらも表現できるのではないかなという思いがいたします。 じゃ、この寡婦の定義、どのような定義の基でこの寡婦というものが表現されておるのかなという疑問を持っておりますので、その説明をお願いいたします。 取りあえずそれ先に説明求めます。 ○議長(和久和夫)  永山税務課長。 ◎税務課長(永山良一)  ただいまのご質問にご説明をさせていただきます。 まず、寡婦、寡夫、同じ「カフ」ですけれども、女性の方と男性の方で寡婦、寡夫とちょっと言葉を使い分けさせていただきますが、その定義と申しますのは、一度婚姻をしまして、その後、離別・死別されて再婚をされていない方を寡婦、寡夫というような呼び方でさせていただいているところでございます。 今回の改正の中で、「寡夫」のほうが抜けて「寡婦」だけが残っているというようなご質問だったかと思うんですが、これにつきましては、寡夫のほうは独り親に含まれるという国の解釈でございます。女性の方の寡婦については、独り親に含まれるんであるが、なおかつ、この説明を読むと、昔の戦時中の話まで遡ってしまうんですが、そういうことで寡婦という言葉は残したというような流れになっているかと思っております。そのような形で今回の条例改正をさせていただいたところでございます。 以上でございます。 ○議長(和久和夫)  山川議員。 ◆10番(山川英男)  10番、山川です。 今までも、独り親というより寡婦に対するいろんな優遇対策は取られてきましたよね。ただ、寡夫のほうに対してあまりにも今までは目が向けられなかったのかなという思いがしますけれども、これからはそういうことがなくなると思いますので、ある程度はよかったのかなと思います。 あと一つ、5ページの一番最下段の5項なんですけれども、今までの所有者が不明である場合は今使っている使用者に課税するとありますよね。それで、74条の2の2項も3項も似たようなことが表示されておりますよね。 それで、これ、例えば長く賃貸か何かで入居されている方、そういう方が、所有者が不明になってしまったときにその固定資産税を払わなければならないというふうに捉えたんですけれども、ちょっとこの税の解釈というのは乱暴過ぎないかなと思うんですよ。やはり入居している方は、相続権も何も持っていない第三者が入っている可能性もありますよね。そういう方に対して固定資産税を課税するということになってしまうのかなと思うんです。そうしますと、今まで賃貸料を払いながら入っている方が、持ち主の所有権者が行方不明になってしまったりすると、その代わりに税金を払わなくてはならなくなってしまうということかなと思うんです。 そうしますと、今、町でも空き家対策が始まりましたけれども、そういう観点から考えますと、少し障害になってくるのではないかなと思いますが、その辺の分かりやすい説明をお願いしたいんです。よろしくお願いします。 ○議長(和久和夫)  永山税務課長。 ◎税務課長(永山良一)  それでは、ただいまのご質問にご説明をさせていただきます。 まず、議員おっしゃいましたように、所有者が不存在、特定できないために使用者に課税するというこの条文ですね、52条の関係ですね。それで、この解釈というのが、国から示された解釈は、今、議員がおっしゃったような解釈とほぼ同じ解釈でございます。土地と建物をAさんという方が所有していたと。Bさんがそこを借りて住んでいたと。Aさんが亡くなってしまったと。それで賃貸借契約はそのまま継続している。亡くなったAさんの相続人が決まらないと、分からないといった場合に、Bさんに対して、あらかじめ通知した上で固定資産税を課すことができるというような条文になってございます。 ただ、条文上はそうなっておりますが、市貝町で現実にこういうケースがあるかというと、まずほとんど今のところはないかと思います。 相続放棄をして所有者が分からない財産というのは、相続財産法人という形で法人という形になっておりまして、今、市貝町で8件ほどその相続財産法人というものがあります。本来ですと、そこの法人が俗に言う管財人、管理人ですね、財産管理人を定めて土地を処分していくと。処分しても最終的に残った場合には、その分は国庫に帰属するというようなことになっております。ただ、今現在そのような手続は進んでおりません。ですから、財産法人になっておりましても、実際には、それ以上の手続上は進んでいないというのが現状でございます。 ですから、議員おっしゃるように、使用者に固定資産税を課するというのはいかがなものかというお話かと思いますが、もしそういうようなケースが出たときには、町としましても慎重に対応していきたいと、そのように考えているところでございます。 以上でございます。 ○議長(和久和夫)  よろしいでしょうか。          (「はい」と呼ぶ者あり) ○議長(和久和夫)  ほかに質疑ございませんか。 小塙議員。 ◆8番(小塙斉)  8番、小塙斉。 私は2点ほどお聞きします。 今、山川議員から質問のあった5ページの中で、使用者を所有者とみなすというようなところの件でありますが、市貝町で、借地で市貝町の町有地としているところが何件かあるかと思うんです。例えば旧市塙保育所の跡地の一番東の辺りとかがそうなんではないかなと思うんですが、そういう町有地はどのぐらいあるのか。なければないでいいんですが。 それともう1点なんですが、たばこ税のことでお聞きします。比較表の9ページ、この換算方法でたばこ税の課税標準が変わるということで、このように変わった場合どのぐらい町として影響があるのか、分かりましたらお願いいたします。 ○議長(和久和夫)  永山税務課長。 ◎税務課長(永山良一)  ただいま小塙議員から2点ほどご質問がございました。私のほうから説明をさせていただきますが、まず先に、たばこ税のほうをちょっと説明させていただきたいと思います。 このたばこ税でございますが、紙巻きたばこが現在主流ですが、葉巻たばこというのが少しずつ増えてきているというようなことで、今回、その税収を上げるということでございますが、そもそも、私どもが調べておりますが、葉巻たばこそのものが種類的には数少のうございます。 日本たばこ産業で外国産を1種類取り扱っているのと、あと旧日本産、旧3級品という、ご存じかもしれませんが、わかばとかエコーとか、そういうものが葉巻たばこという名前で市場に今販売されているということでございますので、販売量的にはそれほど多くはないというふうに考えておりますので、町のたばこ税への影響はあまり多くはないかなと。金額的にはちょっとそこまで資料がないものですから申し上げられないんですが、大きな影響はないというふうに思っているところでございます。 それと、先程の1点目の、例えば保育所の土地とか町有地のお話がございましたけれども、それはそのご質問の、ちょっと申し訳ないんですが、面積とか、それとも税額とかのお話ということでよろしいでしょうか。 ○議長(和久和夫)  小塙議員。 ◆8番(小塙斉)  税額というか、何件ぐらいあるのかなという件数と面積ぐらいで結構なんですが。 ○議長(和久和夫)  木性総務課長。 ◎総務課長(木性正樹)  ご説明申し上げます。 所有者が町で、使用者が町と賃貸契約なり結んでいる件数ということであれば、ちょっと手元に資料がございませんので、町が所有している土地を貸しているという件数についてはちょっと手持ちに資料がございません。 ○議長(和久和夫)  ほかに質疑ございませんか。 豊田議員。 ◆5番(豊田功)  5番、豊田功。 先程、山川議員が質問させていただいた1ページの「寡婦又はひとり親」の独り親のほうの説明ちょっと理解しづらかったんですけれども、もう一度ご説明いただきたいんですが。私は、この独り親の場合は、結婚しないでも実子を養育している女性が今多いんですね。それを含めているんではないかということで理解していたんですが、先程の説明で何かちょっと理解しづらかったものですから、すみません、もう一度お願いいたします。 ○議長(和久和夫)  永山税務課長。 ◎税務課長(永山良一)  それでは、ただいまのご質問にご説明をさせていただきます。 先程、私の説明がちょっと足らなかった部分があるかと思うので申し訳ないんですが、寡夫の方というのは、先程申しましたように、一度結婚をされて死別・離別されて再婚なりそういうのをしていない方をいいまして、独り親といいますのは、その方も含めて、俗に言うシングルマザー、シングルファザーですね。婚姻の事実がない方も含めた者全部が独り親というような解釈でございますので、ちょっと私の説明が申し訳なかったですが、以上でございます。 ○議長(和久和夫)  ほかに質疑ございませんか。          (発言する者なし) ○議長(和久和夫)  発言がありませんので、以上で質疑を終結いたします。 これから討論を行います。 まず、本案に対する反対者の発言を許します。          (発言する者なし) ○議長(和久和夫)  次に、賛成者の発言を許します。          (発言する者なし) ○議長(和久和夫)  発言がありませんので、以上で討論を終結いたします。 これから議案第28号を採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の議員の挙手を求めます。          (挙手全員) ○議長(和久和夫)  挙手全員であります。 したがって、議案第28号「専決処分した事件の承認について」は原案のとおり承認されました。----------------------------------- △議案第29号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(和久和夫)  日程第4、議案第29号「専決処分した事件の承認について」を議題といたします。 本案について提案理由の説明を求めます。 入野町長。登壇。          (町長 入野正明 登壇) ◎町長(入野正明)  議案第29号「専決処分した事件の承認について」ご説明申し上げます。 今回の専決処分につきましては、新型コロナウイルス感染症緊急経済対策を踏まえた地方税法等の一部を改正する法律が本年4月30日に公布され、公布の日から施行されることとなったため、市貝町税条例に規定されている内容について必要な改正を行ったもので、4月30日付で、地方自治法第179条の第1項の規定により専決処分を行ったものでございます。 それでは、改正内容の概要について、市貝町税条例新旧対照表に基づき順を追ってご説明いたします。 まず、第1条による改正について申し上げます。 1ページをご覧ください。 第9条第7項につきましては、法第15条の2第8項の規定により、徴収の猶予または徴収の猶予期間の延長に係る申請書または添付書類の記載に不備がある場合、書類の訂正を求める通知を受けた場合の訂正期限について定めるものでございます。 同ページ中段、附則第10条、読替規定につきましては、地方税法の改正により、第61条、第62条が追加されたことに伴い所要の整備をするものでございます。 同ページ下段、附則第10条の2、法附則第15条第2項第1号の条例で定める割合、第4項につきましては、法附則第62条の改正に伴い所要の整備をするものでございます。 2ページ、附則第19条の2、軽自動車税の環境性能割の非課税につきましては、法附則第29条の8の2の改正に伴い、軽自動車税の環境性能割の臨時的軽減の適用期限を六カ月延長するものでございます。 同ページ中段、附則第24条、新型コロナウイルス感染症等に係る徴収猶予の特例に係る手続につきましては、法附則第59条の第3項が追加されたことに伴い整備をするものでございます。 続きまして、3ページ、第2条による改正でございますが、附則第10条、読替規定につきましては、地方税法の改正による条のずれを整備するもので、同ページ中段、附則第10条の2、法附則第15条第2項第1号等の条例で定める割合につきましても、税法の改正による条のずれを整備するものでございます。 3ページ下段、附則第25条、新型コロナウイルス感染症等に係る寄附金税額控除の特例につきましては、法附則第60条第3項、第4項の追加に伴い所要の整備をするもので、4ページ中段、附則第26条、新型コロナウイルス感染症等に係る住宅借入金等特別税額控除の特例につきましても、法附則第61条第2項の追加により整備をするものでございます。 以上が専決処分した市貝町税条例の一部改正の概要でございます。よろしくご審議の上、原案のとおりご承認くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(和久和夫)  町長の説明が終わりましたので、これから質疑を行います。 質疑ございませんか。 山川議員。 ◆10番(山川英男)  10番、山川です。 新旧対照表の2ページなんですけれども、この15条の2、これ令和元年10月1日から令和3年3月31日までの間に、軽以下の車を購入した方において、軽自動車税の環境性能割を課さないという条文が書かれておりますけれども、これは今までどおり軽減されるというふうな解釈でよろしいのでしょうかちょっと説明を求めます。 ○議長(和久和夫)  永山税務課長。 ◎税務課長(永山良一)  ただいまのご質問にお答えをさせていただきます。 今、議員おっしゃいましたように、軽減期間が半年間、6か月間延びたということでございますので、軽減されるというようなことでご理解をいただければと思います。 以上でございます。 ○議長(和久和夫)  豊田議員。 ◆5番(豊田功)  5番、豊田功。 2ページの「新型コロナウイルス感染症等」、この「等」という範囲を簡単で結構ですからご説明いただきます。要するに、感染した者は当然でありますけれども、それに付随したもの、こういうものが「等」という中に含まれると、そのあたりをご説明いただければと思います。 ○議長(和久和夫)  永山税務課長。 ◎税務課長(永山良一)  ただいまのご質問にお答えをさせていただきます。 今、「新型コロナウイルス感染症等」ということで、「等」に含まれるものというようなご質問だったかと思いますが、これにつきましては、具体的にこれが「等」に含まれるというようなことは示されておりません。ある程度広く「等」で広く、くくっておくと、後のときにちょっと大きく捉えることができるというようなことかと思いますので、この部分を「等」に含めているというような条文の改正ではございません。申し訳ございません。 以上であります。          (「ありがとうございます。勝手に想像いたします」と呼ぶ者あり) ○議長(和久和夫)  よろしいですか。 ほかに質疑ございませんか。          (発言する者なし) ○議長(和久和夫)  発言がありませんので、以上で質疑を終結いたします。 これから討論を行います。 まず、本案に対する反対者の発言を許します。          (発言する者なし) ○議長(和久和夫)  次に、賛成者の発言を許します。          (発言する者なし) ○議長(和久和夫)  発言がありませんので、以上で討論を終結いたします。 これから議案第29号を採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の議員の挙手を求めます。          (挙手全員) ○議長(和久和夫)  挙手全員であります。 したがって、議案第29号「専決処分した事件の承認について」は原案のとおり承認されました。 ここで暫時休憩といたします。 再開は1時といたします。                          (午後零時04分)----------------------------------- ○議長(和久和夫)  再開いたします。                          (午後1時00分)----------------------------------- △議案第30号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(和久和夫)  日程第5、議案第30号「専決処分した事件の承認について」を議題といたします。 本案について提案理由の説明を求めます。 入野町長。登壇。          (町長 入野正明 登壇) ◎町長(入野正明)  議案第30号「専決処分した事件の承認について」ご説明いたします。 今回の市貝町国民健康保険税条例の一部改正につきましては、土地基本法に規定する低未利用地等を譲渡した場合に、長期譲渡所得の金額から100万円を控除することができる特例措置が租税特別措置法で新設されたことに伴う改正です。 それでは、改正の内容につきましてご説明申し上げます。 今回、租税特別措置法において、低未利用地が増加している状況に鑑み、低未利用地の適切な利用管理を推進するため、土地利用ニーズを持つ新しい主体に土地が譲渡されやすくなるように、長期譲渡所得の金額から100万円を控除することができる特例措置が新設されました。これに伴い、国民健康保険税条例においても、附則第4条及び第5条に租税特別措置法に新設された条項を追加する改正でございます。 以上が今回の一部改正の内容でございます。 よろしくご審議の上、原案どおりご承認くださいますようお願いいたします。 ○議長(和久和夫)  町長の説明が終わりましたので、これから質疑を行います。 質疑ございませんか。          (発言する者なし) ○議長(和久和夫)  発言がありませんので、以上で質疑を終結いたします。 これから討論を行います。 まず、本案に対する反対者の発言を許します。          (発言する者なし) ○議長(和久和夫)  次に、賛成者の発言を許します。          (発言する者なし) ○議長(和久和夫)  発言がありませんので、以上で討論を終結いたします。 これから議案第30号を採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の議員の挙手を求めます。          (挙手全員) ○議長(和久和夫)  挙手全員であります。 したがって、議案第30号「専決処分した事件の承認について」は原案のとおり承認されました。----------------------------------- △議案第31号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(和久和夫)  日程第6、議案第31号「専決処分した事件の承認について」を議題といたします。 本案について提案理由の説明を求めます。 入野町長。登壇。          (町長 入野正明 登壇) ◎町長(入野正明)  議案第31号「専決処分した事件の承認について」ご説明いたします。 今回の市貝町国民健康保険条例の一部改正につきましては、今般の新型コロナウイルス感染症対策について、国内で感染が拡大している現状を踏まえて、労働者が感染した場合に休みやすい環境を整備することを目的として、新型コロナウイルス感染症に感染または発熱等の症状により感染のおそれがある、国民健康保険加入の被用者への傷病手当金の支給に関する条項を盛り込ませていただきました。 また、施行日は、後期高齢者医療保険が傷病手当金の支給を盛り込んだ条例を県下一斉に5月1日に施行したことから、国民健康保険についても同日の5月1日から施行する専決処分をさせていただきました。 それでは、改正の内容についてご説明申し上げます。 附則第1条は、施行期日について記載しており、5月1日が施行日でございます。 附則第2条は、第1項にて、支給計算対象期間を、勤務することができなくなった日から起算して3日を経過した日から、実際に勤務する予定であった日の中で勤務できなかった日とする旨の規定です。 第2項は、傷病手当金の支給金額の計算方法、直近の3か月間の給与等の収入額の合計額を実際に勤務した就労日で除した金額を対象者の1日当たりの収入とし、その3分の2の金額を支給額とする旨、規定しています。 第3項は、支給期間は、支給を始めた日から1年6か月を超えない旨の規定となります。 附則第3条及び附則第4条は、新型コロナウイルス感染症に感染した被保険者等に係る傷病手当金と給与等との調整について規定しており、第3条は、感染症により勤務できない期間において給与等の全部または一部を受け取ることができる者に対しては、これが傷病手当金として計算される金額を超える場合には手当金を支給しない旨が規定されており、第4条は、本来支給されるべきであった給与等が支払われない場合には、代わりに傷病手当金を支給し、その支給に要した費用について本来給与等を支払うべきであった事業主から徴収できる旨を規定しています。 附則第5条は、附則第2条から附則第4条までの規定について、適用を令和2年1月1日から規則の定める日までの間に属する場合とし、この規則で定める日を規則上、令和2年9月30日までとしております。 以上が改正の内容でございます。 よろしくご審議の上、原案どおりご承認くださいますようお願い申し上げます。 なお、今回の国民健康保険条例の一部改正につきましては、国民健康保険運営協議会において慎重なご審議をいただき、適切な改正として答申されておりますので、併せてご報告を申し上げます。 ○議長(和久和夫)  町長の説明が終わりましたので、これから質疑を行います。 質疑ございませんか。 山川議員。 ◆10番(山川英男)  10番、山川です。 今回、これ国保の改正で画期的なことを導入するわけなんですが、ただ、国保を利用している方というのは非常に限定されている方が多いですよね。職業もそうですけれども、あと年齢的なものもかなり偏った方が利用されていて、本町においては3,000人まで行かない。3,000人弱の方が国保を利用しておりますが、その中において、給料とかそういうものの年収が非常に低い方が多いですよね。ですから、この傷病手当を支給するに当たっても、それが果たして生活の一部で非常に助かるとかというような状況になるのかならないのかということが一番懸念されるところだと思うんです。 ただこういうことをつくりましたよ、手当を出しますよというだけではなかなか、行政としての国保のあり方の中にあっても、そういうことが果たして本当に手を差し伸べられるような制度改正なのかどうか、その点の考え方を少し説明いただきたいと思うんです。例えば15万を月に得られている方がこの傷病手当金を申請したとなったときには、どのくらいの金額が月額支払われるようになるのか。雑駁で結構ですので、そういう説明をいただきたいと思います。 ○議長(和久和夫)  軽部町民くらし課長。 ◎町民くらし課長(軽部修)  ただいまのご質問に対しご説明を申し上げます。 国保の加入者の状況でございますが、5月1日現在で2,812人、世帯数でいいますと1,653世帯となります。市貝町の人口の約4分の1ぐらいの加入者になるかと思います。 現在までに、国民健康保険では傷病手当の制度がそもそもなかったわけなんですね。社会保険には傷病手当の制度が前々からあったわけなんですが、国民健康保険ですと、手当といいますと、出産育児一時金42万円支給しているもの、それから葬祭費ということで5万円支給しているもの、この2つしかなかったわけなんですが、今回、コロナの関連で傷病手当が新たに支給されるということで制度設計になったわけですけれども、このことについては画期的なことだなと考えております。 説明の中にあったかと思うんですけれども、国民健康保険の加入者で被用者の方ということですから、国民健康保険に加入していて、どこかへ勤めていてお給料をもらっている人が対象になってくるわけでございます。給付につきましては、月給の3分の2を限度にしていますので、先程言われました15万円程度の月収の人ですと、10万円ぐらいの支給になるわけでございます。 繰り返しの説明になりますけれども、国保制度においては、今まで傷病手当金の制度がなかったものを新たに創設したということは、一歩前進したといいますか、ある意味、画期的なことではないかと考えております。 説明は以上です。 ○議長(和久和夫)  よろしいですか。          (「はい」と呼ぶ者あり) ○議長(和久和夫)  ほかにございませんか。          (発言する者なし) ○議長(和久和夫)  発言がありませんので、以上で質疑を終結いたします。 これから討論を行います。 まず、本案に対する反対者の発言を許します。          (発言する者なし) ○議長(和久和夫)  次に、賛成者の発言を許します。          (発言する者なし) ○議長(和久和夫)  発言がありませんので、以上で討論を終結いたします。 これから議案第31号を採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の議員の挙手を求めます。          (挙手全員) ○議長(和久和夫)  挙手全員であります。 したがって、議案第31号「専決処分した事件の承認について」は原案のとおり承認されました。----------------------------------- △議案第32号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(和久和夫)  日程第7、議案第32号「専決処分した事件の承認について」を議題といたします。 本案について提案理由の説明を求めます。 入野町長。登壇。          (町長 入野正明 登壇) ◎町長(入野正明)  議案第32号「専決処分した事件の承認について」ご説明いたします。 今回の市貝町後期高齢者医療に関する条例の一部改正につきましては、後期高齢者医療保険の被保険者のうち、新型コロナウイルス感染症に感染した者、または発熱等の症状があり感染が疑われる者に対して傷病手当金の支給を行うため、栃木県後期高齢者医療広域連合が条例の改正を行い、5月1日から施行させたことから、町の条例も一部改正を行い、5月1日から施行とする専決処分をさせていただきました。 それでは、改正の内容につきましてご説明申し上げます。 第2条第1項は、後期高齢者医療につきまして町が行うべき事務が掲げられておりますが、今回の栃木県後期高齢者医療広域連合の条例改正に伴いまして、新型コロナウイルス感染症に伴う傷病手当金の支給申請書の受付け事務を第8号に新たに加え、第8号を第9号とする改正でございます。 以上が今回の一部改正の内容でございます。 よろしくご審議の上、原案のとおりご承認くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(和久和夫)  町長の説明が終わりましたので、これから質疑を行います。 質疑ございませんか。          (発言する者なし) ○議長(和久和夫)  発言がありませんので、以上で質疑を終結いたします。 これから討論を行います。 まず、本案に対する反対者の発言を許します。          (発言する者なし) ○議長(和久和夫)  次に、賛成者の発言を許します。          (発言する者なし) ○議長(和久和夫)  発言がありませんので、以上で討論を終結いたします。 これから議案第32号を採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の議員の挙手を求めます。          (挙手全員) ○議長(和久和夫)  挙手全員であります。 したがって、議案第32号「専決処分した事件の承認について」は原案のとおり承認されました。----------------------------------- △議案第33号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(和久和夫)  日程第8、議案第33号「専決処分した事件の承認について」を議題といたします。 本案について提案理由の説明を求めます。 入野町長。登壇。          (町長 入野正明 登壇) ◎町長(入野正明)  議案第33号「専決処分した事件の承認について」ご説明申し上げます。 今回の専決処分は、介護保険法施行令及び介護保険の国庫負担金の算定等に関する政令の一部を改正する政令が本年3月31日に公布され、4月1日から施行されたことに伴い、市貝町介護保険条例に規定されている内容について必要な改正を行ったものであります。3月31日付で、地方自治法第179条第1項の規定により専決処分としたものでございます。 政令の改正内容は、低所得者の保険料の軽減を強化するもので、所得の段階別に減額賦課に係る減額幅の基準を定めるものでございます。 それでは、改正の内容につきまして新旧対照表により概要を申し上げます。 第4条第1項から第4項につきましては、元号を平成から令和に改めるものです。 第5項につきましては、所得段階が第1段階の第1号被保険者の保険料基準額に対する割合を、政令で定める下限額を超えない範囲内において、その保険料を公費負担とすることにより引き下げるものであり、基準額となる6万900円に0.3を乗じて得た金額である1万8,300円と改正するものでございます。 次に、第6項につきましては、元号と所得段階が第2段階の第1号被保険者についての保険料を同様に、第7項につきましては、元号と第3段階の第1号被保険者の保険料を第5項と同様に、政令で定める下限額を超えない範囲内において引き下げるものでございます。 以上が専決処分した市貝町介護保険条例の一部改正の概要でございます。 よろしくご審議の上、原案のとおりご承認くださいますようお願いいたします。 ○議長(和久和夫)  町長の説明が終わりましたので、これから質疑を行います。 質疑ございませんか。 山川議員。 ◆10番(山川英男)  10番、山川です。 今回の介護保険の減額なんですが、今までも介護保険というのは一般会計からも繰り出しておりますよね。これ、運営に及ぼす影響、一般会計からの繰り出しが増えるのかどうかということも含めて、この影響についてお伺いいたします。 ○議長(和久和夫)  國井健康福祉課長。 ◎健康福祉課長(國井美由紀)  ただいまのご質問に対してご説明申し上げます。 今回の減額は、消費税が昨年10月に増税されたことに伴いまして、低所得の方の1段階から第3段階までの方の負担額を下げるものであります。市貝町は、当初から第2段階の方の割合を低くしておりますので、そういった法定外のものは一般会計から繰り出しは行わず、法定内のものを繰り出すことになっております。ですから、あくまでも法定内ということで、一般会計からは繰り出しを行うことになっております。 以上です。 ○議長(和久和夫)  ほかに質疑ございませんか。 小塙議員。 ◆8番(小塙斉)  8番、小塙斉。 今回の改定された額は、この芳賀郡内の1市4町において、他町と比べてどのぐらいの位置にあるのか教えていただきたいと思います。お願いします。 ○議長(和久和夫)  國井健康福祉課長。 ◎健康福祉課長(國井美由紀)  ただいまのご質問に対してご説明申し上げます。 真岡市を含む4町の中でちょうど真ん中ですね、3番目になります。高い順から真岡、芳賀、市貝町、茂木、益子の順になりまして、ちょうど真ん中に位置する額となっております。 以上です。 ○議長(和久和夫)  ほかに質疑ございませんか。          (発言する者なし) ○議長(和久和夫)  発言がありませんので、以上で質疑を終結いたします。 これから討論を行います。 まず、本案に対する反対者の発言を許します。          (発言する者なし) ○議長(和久和夫)  次に、賛成者の発言を許します。          (発言する者なし) ○議長(和久和夫)  発言がありませんので、以上で討論を終結いたします。 これから議案第33号を採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の議員の挙手を求めます。          (挙手全員)
    ○議長(和久和夫)  挙手全員であります。 したがって、議案第33号「専決処分した事件の承認について」は原案のとおり承認されました。----------------------------------- △議案第34号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(和久和夫)  日程第9、議案第34号「専決処分した事件の承認について」を議題といたします。 本案について提案理由の説明を求めます。 入野町長。登壇。          (町長 入野正明 登壇) ◎町長(入野正明)  議案第34号「専決処分した事件の承認について」ご説明申し上げます。 今回の専決処分は、令和2年度市貝町一般会計において歳入歳出それぞれに12億6,654万円を追加し、歳入歳出予算の総額を59億4,054万円としたものでございます。 今回の補正予算につきましては、新型コロナウイルス感染症に係る感染拡大防止対策及び経済対策を緊急に実施する必要があり、議会を招集する時間的余裕がございませんでしたので、4月28日付で、地方自治法第179条第1項の規定により専決処分をしたものでございます。 まず、歳出についてご説明申し上げます。 5ページをお開きください。 2款1項5目財産管理費につきましては、庁舎窓口カウンター用の消毒液及びウイルス飛散防止板等の購入に係る経費であります。 19目特別定額給付事業費は、国の緊急経済対策として実施する一律10万円の給付金と、これに伴う事務費を計上したものでございます。 続いて、3款1項2目心身障害者福祉費は、特別支援学校等の臨時休校に伴う放課後デイサービスの利用者増加に係る経費を追加し、2項1目児童福祉総務費は、学校の臨時休校に伴う学童クラブ開設に係る経費を追加するものでございます。 6ページをご覧ください。 3款2項2目児童措置費につきましては、子育て世帯の生活を支援するために国が実施する中学生までの児童1人当たり1万円の給付金と、これに伴う事務費を計上したものでございます。 3目母子福祉費は、学校の臨時休校に伴い、在宅する子供を持つ独り親世帯を支援するため、宅食サービスを提供するものです。 続いて、4款1項2目予防費は、慢性的なマスク不足に対応するため、小学生以上を対象に、繰り返し使用可能なコットンマスクを配付する経費を計上したものでございます。 7款1項2目商工振興費につきましては、店舗を休業し感染拡大防止に協力いただいた事業者へ10万円の協力金を給付する新型コロナウイルス感染拡大防止協力金と、売上高が一定以上減少し、国の持続化給付金に該当しない中小事業者及び個人事業主を支援するために、それぞれ最大30万円と20万円を給付する事業継続応援金を実施するものです。 10款1項2目事務局費につきましては、臨時休校中の学習を支援するため、学習用ページのネットワークを構築する経費を計上しております。 次に、これらの財源となります歳入についてご説明申し上げます。 4ページにお戻りください。 15款1項1目民生費国庫負担金及び2項2目1節社会福祉費補助金につきましては、障害者放課後デイサービスに係る経費の全額を国庫支出金として計上しております。 2項1目総務費国庫補助金につきましては、特別定額給付金給付事業に係る経費の全額を国庫補助金として計上したものです。 続きまして、2目2節児童福祉費補助金は、学童クラブ開設に係る追加経費、及び子育て世帯への臨時特別給付金給付事業の全額を国庫補助金として追加しております。 19款1項1目財政調整基金繰入金につきましては、特定財源充当後に不足する額を計上したものです。 以上が令和2年度市貝町一般会計補正予算(第1号)の概要でございます。 よろしくご審議の上、原案のとおりご承認くださいますようお願いいたします。 ○議長(和久和夫)  町長の説明が終わりましたので、これから質疑を行います。 質疑ございませんか。 高徳議員。 ◆11番(高徳義男)  11番、高徳です。 今回の専決処分した補正予算(第1号)は、特別定額給付金の大半が計上されているわけなんですが、この定額給付金の給付世帯に9割方いっているというようなことなんですが、この有効は3か月というような形で通知されております。 この5ページの19目かな、2款1項の委託料の中で、人材派遣業務委託料というのが168万補正されているんですが、この人材派遣は、その3か月以内、ちょうど窓口業務、私も、郵送ではあれだものですから個人的に窓口にじかに行ってお話を多少聞きました。そういうことで、有効3か月までずっと窓口に人材派遣の人をお願いしているのか。そこら辺のところの、人件費削減という意味でも、詳細についてのちょっと説明をお願いしたいと思います。 ○議長(和久和夫)  金田企画振興課長。 ◎企画振興課長(金田道宙)  ただいまのご質問に対しご説明いたします。 人材派遣会社の委託料ということでこの予算計上させてもらいましたが、2名分で、5月18日から2か月の方は7月17日まで、3か月の方は8月17日までということで予算計上させてもらっております。現在は申請書の整理等行ってやってもらっていますけれども、今後は、未申請者の方々に対する電話連絡や、あと町職員と一緒に、最終的には訪問という形になろうかと思いますので、有効期限が8月14日までですので、そこまではそういった対応をしていただこうと考えているところでございます。 以上です。 ○議長(和久和夫)  ほかに質疑ございませんか。 1番、荒井議員。 ◆1番(荒井和一)  1番、荒井です。 6ページをお願いします。 3款2項2目児童措置費、19節子育て世帯の臨時給付金というものがありますが、これは国からの国庫補助だと思いますけれども、この子育て世帯は市貝町にはどのくらいあるのかということと、その下の4款1項2目予防費、10節の需用費、これマスクの消耗品費とお聞きしておりますが、これはもう大体配られたのか。今の現状をお伺いしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(和久和夫)  滝田こども未来課長。 ◎こども未来課長(滝田弘行)  ただいま荒井議員さんからご質問の1つ目についてご説明申し上げます。 子育て世帯への臨時特別給付金としまして、今回、令和2年6月に児童手当を支給しているところですが、こちらについて、対象児童1名につき1万円の上乗せということで今回専決のほうをさせていただいておりますが、今回対象となるのはゼロ歳から中学生のいる世帯ということで、市貝町については約1,400名、こちらのお子さんについての支援ということで、1人につき1万円を上乗せしての支給を考えております。こちらについては、6月に速やかに手当のほうを支給していきたいと考えております。 以上です。 ○議長(和久和夫)  國井健康福祉課長。 ◎健康福祉課長(國井美由紀)  質問にご説明させていただきます。 予防費の中の消耗品ですが、布マスクでございますが、30回洗えるという布マスクを小学生以上の方に配付させていただきました。5月21日から22日にかけまして配付は終了しております。 以上でございます。 ○議長(和久和夫)  ほかに質疑ございませんか。 山川議員。 ◆10番(山川英男)  10番、山川です。 4ページとあと8ページの一番最下段、これ職員手当で、時間外手当が134万出ております。これは、例えば今回の国庫支出金の中に含まれているのかどうかということなんです。時間外手当、今回のいろんな作業の中で残業したり、何か時間外手当を支出しているのかなという思いがするんですが、この点を説明いただきたいと思います。 あと一つ、繰入金の中で、4ページの最下段、19款の中で財調から5,979万7,000円支出しておりますが、今年度令和2年度、財調も繰越金も非常に例年よりも低い金額で推移しておりますよね。そういうところで、非常に苦しい内容の中で繰り出しをしていると思うんですが、その点、今どんどん出ていくわけですけれども、これ、今年度最後までもつのかどうかということを非常に心配しております。その点の計画をちょっと説明いただきたいと思うんですが、よろしくお願いします。財調に対する管理とかも併せてお願いします。 ○議長(和久和夫)  金田企画振興課長。 ◎企画振興課長(金田道宙)  ただいまのご質問に対してご説明いたします。 まず、時間外手当でございます。時間外手当、今回計上させてもらっていますのは、5ページの19目の特別定額給付金事業における職員手当74万、それと次のページの上段、児童措置費における職員手当というところの合計が134万円になっているかと思います。このうち、特別定額給付金事業の74万円の時間外につきましては、全額、国庫補助となっているものでございます。したがいまして、町負担額は、この児童措置費の60万円という考えでございます。 そして、財政調整基金につきましてですが、まず、今回4月28日専決処分させていただきました財政調整基金からの繰入金ということで5,979万7,000円、こちらは現在、実施計画を出しております。結果的に、地方創生の臨時交付金ですか、そちらに財源振替可能と考えているものです。専決処分させていただいたこの時期には、国からの臨時交付金の額や内容が不明だったものですから、基金からの取崩しということで計上させてもらいましたが、結果的には多分、臨時交付金の該当事業となりますので、この財政調整基金は戻して臨時交付金に歳入を組み替えるというような形になっていくものと思っております。 基金につきましては、2年度末で3億8,000万ぐらいの予定です。しかしながら、今年度におきまして繰越金が、おおよそで申し訳ないですが、6億5,000万程度、そして、そのうち繰越明許で使っていますのが1億数千万ということで、残りが3億ちょっとありまして、令和2年度の積立金は、繰越金の2分の1以上を積み立てるということになっていますので、1億5,000万円ほど積み増しはできるのではないかと考えているところでございます。 以上です。 ○議長(和久和夫)  滝田こども未来課長。 ◎こども未来課長(滝田弘行)  ただいま企画課長からご説明がありました人件費についてでございますが、今回、児童措置費の職員手当60万円、こちらについても、歳入のほうを見ていただくと1,600万円、国費からの歳入を見込んでおりまして、こちらについても国からの交付がなされるものとして計上してございます。 以上です。 ○議長(和久和夫)  ほかに質疑ございませんか。 小塙議員。 ◆8番(小塙斉)  8番、小塙斉。 私は1点お聞きします。 5ページの財産管理費の17節の備品購入費ですか、これはウイルス飛散防止のアクリル板ということで、既製品なのか造作の家具で作っているのかは分からないので、その辺の単価と、幾つ作ってどういったところに発注しているのか、それについて教えていただきたいと思います。 ○議長(和久和夫)  木性総務課長。 ◎総務課長(木性正樹)  ご説明申し上げます。 5ページの5目財産管理費における17節備品購入費でございますが、この備品購入費につきましては、木枠でできたアクリル製の飛散防止板ということで購入してございます。単価でございますが、こちらは8,650円の消費税で30台購入しております。これは地元の木工製作所のほうに発注をさせていただいたものでございます。 以上です。 ○議長(和久和夫)  ほかに質疑ございませんか。          (発言する者なし) ○議長(和久和夫)  発言がありませんので、以上で質疑を終結いたします。 これから討論を行います。 まず、本案に対する反対者の発言を許します。          (発言する者なし) ○議長(和久和夫)  次に、賛成者の発言を許します。          (発言する者なし) ○議長(和久和夫)  発言がありませんので、以上で討論を終結いたします。 これから議案第34号を採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の議員の挙手を求めます。          (挙手全員) ○議長(和久和夫)  挙手全員であります。 したがって、議案第34号「専決処分した事件の承認について」は原案のとおり承認されました。----------------------------------- △議案第35号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(和久和夫)  日程第10、議案第35号「専決処分した事件の承認について」を議題といたします。 本案について提案理由の説明を求めます。 入野町長。登壇。          (町長 入野正明 登壇) ◎町長(入野正明)  議案第35号「専決処分した事件の承認について」ご説明申し上げます。 今回の専決処分は、令和2年度市貝町一般会計において歳入歳出それぞれに448万1,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を59億4,502万1,000円としたものです。 今回の補正予算につきましては、新型コロナウイルス感染症に係る飛散拡大防止対策及び経済対策を緊急に実施する必要があり、議会を招集する時間的余裕がございませんでしたので、5月13日付で、地方自治法第179条第1項の規定により専決処分を行ったものであります。 まず、歳出についてご説明申し上げます。 5ページをお開きください。 3款2項2目児童措置費につきましては、児童扶養手当全額支給世帯及び準要保護世帯を支援するため、町内店舗において使用できる商品券を対象児童1人当たり1万円分配付する経費であります。 6款1項3目農業振興費につきましては、売上高が一定以上減少し、国の持続化給付金に該当しない農家を支援するために、商工業者同様に、法人で最大30万円、個人で最大20万円を給付するものでございます。 続いて、7款1項2目商工振興費は、国の雇用調整助成金及び持続化給付金等に関して、社会保険労務士による相談窓口及びコールセンターを開設する経費でございます。 9款1項5目災害対策費につきましては、災害時の避難所において新型コロナウイルス感染症蔓延のリスクを低減するため、消毒液及び間仕切りを購入し、いつ起こるか分からない自然災害等に備えるものでございます。 6ページをご覧ください。 10款3項1目学校管理費につきましては、不足する消毒液の代替品として、生徒の手や各施設の消毒液としての使用が可能である電解水を生成する装置を購入するものです。 次に、これらの財源となります歳入についてご説明申し上げます。 4ページにお戻りください。 今回の補正に係る財源につきましては、全額を19款1項1目財政調整基金繰入金により計上したものでございます。 以上が令和2年度市貝町一般会計補正予算(第2号)の概要でございます。 よろしくご審議の上、原案のとおりご承認くださいますようお願いいたします。 ○議長(和久和夫)  町長の説明が終わりましたので、これから質疑を行います。 質疑ございませんか。 関澤議員。 ◆3番(関澤正一)  3番、関澤正一です。 5ページです。消防費の8目災害対策費ですね。その中の17節備品購入費120万2,000円、これ、どういうものを一応災害用のために備品として購入するのか。中身ちょっと分かったらいろいろ、品目とか数ですね、それちょっと説明をお願いしたいと思います。 ○議長(和久和夫)  木性総務課長。 ◎総務課長(木性正樹)  ご説明申し上げます。 備品購入費の内訳でございますが、間仕切り用の段ボールが100セットで、ワンタッチの傘のように開けるテント式の間仕切りが75、空気を入れてベッドになるエアベッドが100となってございます。段ボール間仕切りでおよそ100万、エアベッドで約21万となってございます。 ○議長(和久和夫)  ほかに質疑ございませんか。 石井議員。 ◆2番(石井豊)  5ページをお願いします。 7款1項2目の委託料で12節ですね。そこで緊急相談窓口設置業務委託料77万7,000円ということで、これ、社会保険労務士による相談窓口開設という内容になっているということなんですけれども、実際この社会労務士の勤務状態というか、相談窓口をどこに設置して、どのような態勢で臨まれるのか。それに対する費用ということなんですけれども、社会労務士を何人工というか、人件費としてどの程度見込んでいるのか、その辺の考え方を教えてください。 ○議長(和久和夫)  金田企画振興課長。 ◎企画振興課長(金田道宙)  ただいまのご質問に対してご説明いたします。 まず、今回の相談窓口は、国の雇用調整助成金等に係る無料相談ということで、5月22日から6月30日まで実施するというものです。社会保険労務士を町の商工会に派遣してもらって相談窓口をするというもの、それが週に1回です。5月22日から毎週金曜日です。22、29、6月になりますと、5、12、19、26の延べ6日間、費用につきましては1日5万円でございます。 そのほか、毎日の電話相談ということでコールセンターを設けてございます。こちらにつきましては延べ28日間となりまして、1日1万円で契約ということになります。コールセンターにつきましては、契約先のほうの会社に直接電話がかかるような仕組みとなっているものでございます。 以上です。 ○議長(和久和夫)  ほかに質疑ございませんか。 山川議員。 ◆10番(山川英男)  10番、山川です。 5ページの6款1項3目農業振興費、昨日、同僚議員が一般質問の中でも聞いていたと思うんですけれども、事業継続応援金か、この中で広報にこれ出されていますよね。昨日の答弁の中で、この対象者が市貝町在住の認定農業者もしくは認定新規就農者、青色申告者なんですよ。その下に米印で、「道の駅サシバの里農産物直売所出荷登録者、または畜産農家に限る。」と限定されているんですよね。 こうすると、精農家の方々、一生懸命やっても、その売上げが20%から50%未満で減少してしまったという方々がいたときに、不公平感が出てしまうのではないかと思うんです。市貝町農業振興を掲げたときには、申請者があれば、その方の資格があるかどうかというときは、やはりもっと窓口を広げて公平な対応をするべきではないかと考えるんですが、そういうことでどうでしょうか。これ、限定してしまってはあまりにも不公平じゃないかなという思いがいたしますので、その辺の説明をお願い申し上げます。 ○議長(和久和夫)  川上農林課長。 ◎農林課長(川上和幸)  では、ただいまのご質問に対しましてご説明申し上げたいと思います。 対象者としまして、市貝町在住の認定農業者、認定新規就農者、青色申告者という3つに限定させていただいたものにつきましては、まず、その世帯の事業収入が農業が主だということで認定農業者、あるいは青色申告であったり新規就農者ということで限らせていただきました。 また、その中で、米印で道の駅の出荷登録者ということの要件もつけさせていただいたんですけれども、道の駅につきましても、第三セクターになったこともありまして、その中でやはり農産物の量を増やすという観点からも、極力、道の駅への出荷を増やしていただきたいという観点が町でもありまして、認定農業者の方であっても、系統出荷ということで農協とか市場へ直接、そちらしか出していない方もいるとは思うんですけれども、そういった方にも極力、道の駅に出荷していただきたいということを考えまして、追加要件として入れさせていただきました。 仮に今現在、昨日も申し上げましたが、道の駅への出荷登録をしていない方であっても、今後すぐに登録をしていただいて少しでも道の駅に出荷していただければ、この事業の対象としていきたいと考えておりますので、ご理解のほうお願いできればと思います。 以上です。 ○議長(和久和夫)  山川議員。 ◆10番(山川英男)  道の駅が農業の全てを縛ってしまうということは非常にまずいのではないかなという思いがしますけれどもね。これ、なぜそれが給付の要件の一つになってしまうのかなと、ちょっと理解できないんですよ。だって、これ国の施策の一環でやっているわけですから、なぜこの市貝町独自の規制をつくるのかなというところがちょっと理解できないんです。じゃ、町長、申し訳ないですけれども説明いただきたいと思います。 ○議長(和久和夫)  入野町長。 ◎町長(入野正明)  ただいま山川議員から、公平・公正な観点から、今回、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う影響を受けたなりわい、作業についての市貝町の救済施策が、公正にこれが適用されていないではないかという非常に深いところの観点からのご質問がございました。 作業には農業とかその他の業種、産業連関表で見ますと、その他の業種、1次産業、2次産業、第3次産業がございまして、山川議員ご指摘のとおり、2次産業、第3次産業については縛りを設けなかったわけでございますけれども、このような形で第1次産業については縛りを設けたということになりました。 これは担当課のほうで要綱をつくられまして、私のほうに提案されてそれをそのまま採用させていただいたところでございますが、これまでの農業施策の中で、助成をする際に、例えばハウス建設なども含めまして、道の駅が一つの要件になっていたのかなというふうに思いますけれども、山川議員がご指摘のとおり、今回は新型コロナウイルスの影響で全産業にわたって同じく毀損しているということを踏まえますと、この要綱、今日は予算でございますので、ということで予算はある程度取ってございます。要綱で決めたことでございますので、本日の予算案についてご審議していただいた後、要綱行政ですので、要綱は私の決裁で変えられますので、この後、担当課と協議をいたしまして、山川議員のご指摘がよりよい形で反映できるような方向でまとめていきたいと思います。 私ども、この点につきまして、道の駅の関連で、一度、公正取引委員会のほうで指導されたことがあります。ある系統組織だけをここに出荷させないとかいう場合にはどうなのかとか、逆にここに入れない者は何々しないということもありまして、それらの過去の教訓、過去のそういうことも含めまして要綱で決定したものでございますので、この適用については今日の予算には直接関わりませんので、この後、担当課長と財政課長などを含めまして速やかに協議し、その協議結果については議会の先生方にご報告させていただきたいと思います。 以上です。 ○議長(和久和夫)  よろしいですか。 山川議員。 ◆10番(山川英男)  10番、山川です。 今、丁寧にご説明いただきまして大体要領は得ましたけれども、ただ、町長が言われていましたように、予算とこの要綱は分離して考えるということはちょっと理解できないですよ。一応予算というのは、どのようなやり方で給付するかということでありますから、その点は私はちょっと理解できなかったんですが、ただ予算を取って、それを公平・公正に給付していただける事業であれば私は賛成しますけれども、その後のことは必ず注意深く見守らせていただきますので、何とぞよろしくお願い申し上げます。 ○議長(和久和夫)  答弁はいいですか。          (「はい」と呼ぶ者あり) ○議長(和久和夫)  ほかに質疑ございませんか。          (発言する者なし) ○議長(和久和夫)  発言がありませんので、以上で質疑を終結いたします。 これから討論を行います。 まず、本案に対する反対者の発言を許します。          (発言する者なし) ○議長(和久和夫)  次に、賛成者の発言を許します。          (発言する者なし) ○議長(和久和夫)  発言がありませんので、以上で討論を終結いたします。 これから議案第35号を採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の議員の挙手を求めます。          (挙手全員) ○議長(和久和夫)  挙手全員であります。 したがって、議案第35号「専決処分した事件の承認について」は原案のとおり承認されました。 ここで暫時休憩といたします。 再開は午後2時20分とします。                          (午後2時04分)----------------------------------- ○議長(和久和夫)  再開いたします。                          (午後2時20分)----------------------------------- △議案第36号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(和久和夫)  日程第11、議案第36号「専決処分した事件の承認について」を議題といたします。 本案について提案理由の説明を求めます。 入野町長。登壇。          (町長 入野正明 登壇) ◎町長(入野正明)  議案第36号「専決処分した事件の承認について」ご説明いたします。 今回の令和2年度市貝町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響に伴い、国民健康保険条例へ傷病手当金の支給に関する条項を盛り込んだことによる補正財源の計上です。 今回の補正では、歳入歳出それぞれに20万円を追加し、歳入歳出予算の総額を11億4,020万円とするものです。 それでは、4ページをお開きください。 歳出からご説明申し上げます。 2款6項1目傷病手当金につきましては、今回の新型コロナウイルス感染症に伴う傷病手当金の予算措置でございます。 次に、歳入についてご説明申し上げます。 同じく4ページ上段をご覧ください。 5款1項1目保険給付費等交付金につきましては、先程ご説明いたしました新型コロナウイルス感染症に伴う傷病手当金の支給に伴う費用が全額交付されることから、歳出財源分と同額計上いたしました。 以上が令和2年度市貝町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)の概要でございます。 よろしくご審議の上、原案どおりご承認くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(和久和夫)  町長の説明が終わりましたので、これから質疑を行います。 質疑ございませんか。          (発言する者なし) ○議長(和久和夫)  発言がありませんので、以上で質疑を終結いたします。 これから討論を行います。 まず、本案に対する反対者の発言を許します。          (発言する者なし) ○議長(和久和夫)  次に、賛成者の発言を許します。          (発言する者なし) ○議長(和久和夫)  発言がありませんので、以上で討論を終結いたします。 これから議案第36号を採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の議員の挙手を求めます。          (挙手全員) ○議長(和久和夫)  挙手全員であります。 したがって、議案第36号「専決処分した事件の承認について」は原案のとおり承認されました。----------------------------------- △議案第37号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(和久和夫)  日程第12、議案第37号「専決処分した事件の承認について」を議題といたします。 本案について提案理由の説明を求めます。 入野町長。登壇。          (町長 入野正明 登壇) ◎町長(入野正明)  議案第37号「専決処分した事件の承認について」ご説明申し上げます。 今回の専決処分は、新型コロナウイルス感染症が町内の介護施設で発生した場合に対応するため、令和2年度市貝町介護保険特別会計補正予算(第1号)を4月28日付で地方自治法第179条第1項の規定により専決処分し、保険事業勘定の歳入歳出にそれぞれ60万円を追加し、歳入歳出予算総額を9億7,260万円としたものでございます。 まず、歳出からご説明申し上げます。 3ページをお開きください。 4款3項1目12節で、配食サービス事業に係る委託料60万円を計上いたしました。本サービスは、通常、独居高齢者及び高齢者のみの世帯の方を対象とし、食事を提供するとともに見守りを行う事業でございますが、今後、新型コロナウイルス感染症が当町でも蔓延し、町内のデイサービス事業所が休業した場合に、家族等から日中支援を受けることが困難な方に対して食事を提供するものです。 続きまして、歳入について申し上げます。 8款繰越金で、配食サービス事業の対象者拡大に伴う費用を追加するものであります。 以上が専決処分した令和2年度市貝町介護保険特別会計補正予算(第1号)の概要でございます。 よろしくご審議の上、本案が原案のとおり承認されますようお願い申し上げます。 ○議長(和久和夫)  町長の説明が終わりましたので、これから質疑を行います。 質疑ございませんか。 小塙議員。 ◆8番(小塙斉)  8番、小塙斉。 それでは、3ページの歳出の件でお聞きいたします。 独居の高齢者に対するデイサービスが困難なところに対しての配食サービスということでございますが、60万の予算で、これは何戸あって、何食を何日分お願いするようなものなのか、その辺についてお聞きをしたいと思います。お願いします。 ○議長(和久和夫)  國井健康福祉課長。 ◎健康福祉課長(國井美由紀)  ただいまの質問に対しましてご説明申し上げます。 現在、町内のデイサービスの利用者は約200人おられまして、週3回を想定しますと、月4週ありまして2,400食だと思われますが、うち半数の方は家族の方が食事の提供が可能ということを想定しまして、100人ですね、週3回4週分で1,200食提供することを想定いたしております。 以上です。 ○議長(和久和夫)  ほかに質疑ございませんか。          (発言する者なし) ○議長(和久和夫)  発言がありませんので、以上で質疑を終結いたします。 これから討論を行います。 まず、本案に対する反対者の発言を許します。          (発言する者なし) ○議長(和久和夫)  次に、賛成者の発言を許します。          (発言する者なし) ○議長(和久和夫)  発言がありませんので、以上で討論を終結いたします。 これから議案第37号を採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の議員の挙手を求めます。          (挙手全員) ○議長(和久和夫)  挙手全員であります。 したがって、議案第37号「専決処分した事件の承認について」は原案のとおり承認されました。----------------------------------- △議案第38号~議案第49号の一括上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(和久和夫)  日程第13、議案第38号「市貝町農業委員会の委員の任命につき同意を求めることについて」、日程第14、議案第39号「市貝町農業委員会の委員の任命につき同意を求めることについて」、日程第15、議案第40号「市貝町農業委員会の委員の任命につき同意を求めることについて」、日程第16、議案第41号「市貝町農業委員会の委員の任命につき同意を求めることについて」、日程第17、議案第42号「市貝町農業委員会の委員の任命につき同意を求めることについて」、日程第18、議案第43号「市貝町農業委員会の委員の任命につき同意を求めることについて」、日程第19、議案第44号「市貝町農業委員会の委員の任命につき同意を求めることについて」、日程第20、議案第45号「市貝町農業委員会の委員の任命につき同意を求めることについて」、日程第21、議案第46号「市貝町農業委員会の委員の任命につき同意を求めることについて」、日程第22、議案第47号「市貝町農業委員会の委員の任命につき同意を求めることについて」、日程第23、議案第48号「市貝町農業委員会の委員の任命につき同意を求めることについて」、日程第24、議案第49号「市貝町農業委員会の委員の任命につき同意を求めることについて」以上12議案を一括議題といたします。 議案の朗読を省略し、本案について提案理由の説明を求めます。 入野町長。登壇。          (町長 入野正明 登壇) ◎町長(入野正明)  ただいま一括上程されました議案第38号から議案第49号の「市貝町農業委員会の委員の任命につき同意を求めることについて」を一括してご説明申し上げます。 本案は、農業委員会等に関する法律の一部を改正する法律が平成28年4月より施行されたことにより、これまでの公選制から市町村議会の同意を要件とする市町村長の任命に改められ、現在の農業委員会の委員の任期が本年7月19日で満了となることから、農業委員会等に関する法律第8条第1項の規定に基づき、議会の同意をお願いするものでございます。 今回の議案の上程は、新制度となってから2回目の任命となっております。申込み状況につきましては、本年1月6日から3月25日まで農業委員会委員候補者の募集を行った結果、13名の方から推薦申込みがございました。 本案の提出に当たりましては、市貝町農業委員会委員候補者評価委員会に候補者の意見を求め、評価委員会の報告を十分に尊重したものでございます。 それでは、議案第38号より順を追って提案理由の説明を申し上げます。 まず、議案第38号につきましては、大字杉山484番地に在住の薄根定男氏を農業委員会の委員として任命いたしたく、議会の同意をお願いするものでございます。 薄根定男氏は、昭和32年5月4日生まれの63歳で、認定農業者であるとともに、現在、農業委員会の委員でもあり、長年にわたり農業に従事され、農業に関する識見も高く、豊富な経験と知識を有し、はが野農業協同組合より農業委員として適任者であると推薦されております。よろしくお願いいたします。 次に、議案第39号につきましては、大字笹原田128番地に在住の永嶋繁氏を農業委員会の委員として任命いたしたく、議会の同意をお願いするものでございます。 同氏は、昭和30年7月8日生まれの64歳で、認定農業者であるとともに栃木県農業士であります。また、現在、農業委員会の委員であり、長年にわたり農業に従事され、農業に関する識見も高く、豊富な経験と知識を有し、市貝町酪農組合より農業委員として適任者であると推薦されております。よろしくお願い申し上げます。 次に、議案第40号につきましては、大字刈生田117番地に在住の川又律子氏を農業委員会の委員として任命いたしたく、議会の同意をお願いするものでございます。 同氏は、昭和24年10月30日生まれの70歳で、認定農業者であるとともに長年にわたり農業委員会の委員を経験され、農業に関する識見も高く、豊富な経験と知識を有し、刈生田自治会より農業委員として適任者であると推薦されております。よろしくお願いいたします。 次に、議案第41号につきましては、大字文谷139番地に在住の海老澤雄一氏を農業委員会の委員として任命いたしたく、議会の同意をお願いするものでございます。 同氏は、昭和24年4月6日生まれの71歳で、認定農業者であるとともに、現在、農業委員会の委員でもあり、長年にわたり農業に従事され、農業に関する識見も高く、豊富な経験と知識を有し、文谷自治会より農業委員として適任者であると推薦されております。よろしくお願い申し上げます。 続きまして、議案第42号につきましては、大字田野辺234番地に在住の石原浩氏を農業委員会の委員として任命いたしたく、議会の同意をお願いするものでございます。 同氏は、昭和27年2月29日生まれの68歳で、認定農業者であるとともに、現在、農業委員会の会長職務代理であり、長年にわたり農業に従事され、農業に関する識見も高く、豊富な経験と知識を有され、田野辺自治会より農業委員として適任者であると推薦されております。よろしくお願い申し上げます。 次に、議案第43号につきましては、大字赤羽57番地に在住の水沼清和氏を農業委員会の委員として任命いたしたく、議会の同意をお願いするものでございます。 同氏は、昭和38年12月27日生まれの56歳で、認定農業者であるとともに、現在、農業委員会農地利用最適化推進委員でもあり、長年にわたり農業に従事され、農業に関する識見も高く、豊富な経験と知識を有し、菅乃谷自治会より農業委員として適任者であると推薦されております。よろしくお願いいたします。 次に、議案第44号につきましては、大字上根519番地に在住の上山貴代子氏を農業委員会の委員として任命いたしたく、議会の同意をお願いするものでございます。 同氏は、昭和18年1月1日生まれの77歳で、長年にわたり農業委員会の委員を経験されており、農業に関する識見も高く、豊富な知識を有し、市貝町土地改良区より農業委員として適任者であると推薦されております。よろしくお願いいたします。 続きまして、議案第45号につきましては、大字赤羽847番地1に在住の藤平隆一氏を農業委員会の委員として任命いたしたく、議会の同意をお願いするものでございます。 同氏は、昭和33年11月27日生まれの61歳で、認定農業者であるとともに、現在、農業委員会の委員でもあり、長年にわたり農業に従事され、農業に関する識見も高く、豊富な経験と知識を有し、西宿自治会より農業委員として適任者であると推薦されております。よろしくお願いいたします。 次に、議案第46号につきましては、大字続谷807番地に在住の関澤久子氏を農業委員会の委員として任命いたしたく、議会の同意をお願いするものでございます。 同氏は、昭和30年9月5日生まれの64歳で、定年退職を機に夫が従事する農業を手伝い、農業に関する識見も高く、豊富な知識を有し、市貝町農村生活研究グループ協議会より農業委員として適任者であると推薦されております。よろしくお願いいたします。 続きまして、議案第47号につきましては、大字多田羅422番地に在住の増渕勇夫氏を農業委員会の委員として任命いたしたく、議会の同意をお願いするものでございます。 同氏は、昭和26年3月14日生まれの69歳で、現在、農業委員会農地利用最適化推進委員であり、農業に関する識見も高く、豊富な経験と知識を有し、多田羅自治会より農業委員として適任者であると推薦されております。よろしくお願いいたします。 続いて、議案第48号につきましては、大字赤羽2080番地に在住の飯田喜代市氏を農業委員会の委員として任命いたしたく、議会の同意をお願いするものでございます。 同氏は、昭和26年11月28日生まれの68歳で、認定農業者であり、長年にわたり農業に従事され、農業に関する識見も高く、豊富な経験と知識を有し、農業委員として適任者であると推薦されております。よろしくお願い申し上げます。 次に、議案第49号につきましては、大字赤羽3809番地7に在住の小林慶子氏を農業委員会の委員として任命いたしたく、議会の同意をお願いするものでございます。 同氏は、昭和35年6月19日生まれの59歳で、認定農業者であるとともに、現在、農業委員会の委員でもあり、長年にわたり農業に従事され、農業に関する識見も高く、豊富な経験と知識を有し、はが野農業協同組合市貝地区女性会より農業委員として適任者であると推薦されております。よろしくお願いいたします。 なお、経歴の詳細につきましては議案書に添付してございますので、経歴書をご参照いただきたいと思います。 よろしくご審議の上、原案のとおりご同意くださいますようお願いいたします。 ○議長(和久和夫)  町長の説明が終わりましたので、これから質疑を行います。 質疑ございませんか。 小塙議員。 ◆8番(小塙斉)  8番、小塙斉。 議案第38号から議案第49号まで一括上程ということでありますが、農業委員さん12名ということで、男女比で見ますと、男性が8名で女性は4名ということでありますが、これ地区別で見ますと、北部地区、小貝地区においては5名、中部、市塙地区においては2人、南部、赤羽・多田羅地区においては5名ということで、この辺の農業委員さんの地区のバランスとかそういうものは関係ないのか、その辺についてをお聞きします。 それが1点と、あと農業委員さんの定年とかそういったものはあるのかどうか、その点についてもお聞きしたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(和久和夫)  川上農林課長。 ◎農林課長(川上和幸)  それでは、ただいまのご質問に対しましてご説明申し上げたいと思います。 小塙議員おっしゃいますように、地区的バランスとしましては、南部地区と北部地区が各5名、中部地区が2名ということで中部地区が少なくなってございます。この募集に当たっては、地区を選定しての募集ではありませんので、広く広範囲で一括での募集となっておりますので、結果的にこうなってしまったということであります。 また、余談でありますが、中部地区においては、やはり認定農業者であったり担い手と言われる方も少ない現状がありますので、そういったこともありまして、中部地区からの応募が少なかったのではないかなと思われております。 また、農業委員については、地区を指定して活動することではないということで改正されております。とはいっても、市貝町、長細い地域でありますので、ある程度のバランスは必要ではあると思うんですが、必ずしも地区指定ということはございませんので、このような形となっております。 それと、農業委員の定年制ということでございますが、こちらについては、農業委員の任命に当たっては、年齢や性別に偏りがないようにという配慮はあるわけなんですけれども、国のほうからも青年、若い方や女性の方を積極的に登用してくださいという旨の通知はあるわけなんですけれども、定年延長、上の年齢についてはうたっている部分がありませんので、定年制はない状態にあります。 以上です。 ○議長(和久和夫)  ほかに質疑ございませんか。 高徳議員。 ◆11番(高徳義男)  11番、高徳です。 今、同僚議員も、定数、その割り振りとかというような感じで言いましたけれども、私のほうからは、女性で今回12名のうち4名の方が任命をされて今上がっているわけなんですが、この女性の委員の登用率を上げようというような感じで各市町も随分努力されている。片や、現実的にはなかなかなっていただけない。なり手が、申請してくれる人というのは本当に少ないなと、こんなふうに思っているんですが、隣の茂木町は結構、女性の登用率で、多分4-5人ぐらいの女性の委員の方が活動しているのかなと、こういうふうに思っております。 今回4名ですと、大体全体の3割は登用率としては上がっておりますが、今後やっぱり女性の委員を上げていくにも、登用率を4割ぐらいに持っていくのには結構大変かなという気はするんですが、そういう意味で、女性の委員の登用をどんどん私は上げるべきかなと、こんなふうに考えております。任命権者の町長にその考え方をちょっとお尋ねしたいと思います。 ○議長(和久和夫)  入野町長。 ◎町長(入野正明)  ただいま高徳議員から女性の登用について、ご進言がございました。日本の農業の過半を担うのは女性でございまして、そういう意味からも女性はしっかりと登用してもらうと、任命するということで、しかも、女性は家庭においては料理や買物などをしまして、いろいろな機会において消費者の目線で需要や、今後の農業はどのような農作物が求められているかについても深い見識を持っていると。さらに、農村などで成功している道の駅やそういうレストランなどを見ましても、女性が働いているところは収益が高いというデータもございます。 さらに、国際連合でも女性は30%、そういう役職の登用ということをうたってございまして、全国農業会議でも、そして市貝町の農業委員会も3割を超えるようにということでございますので、今回は33%の達成率、33%、女性の登用をいたしまして、この数値は県内では高いほうに位置しまして、市貝町農業委員会は、そういう面で他町からも模範的な登用ができたのかなというふうに思っています。 男女比率5・5ですから、5とはなかなか言えませんが,高徳議員がご提案のとおり4割に近づくように、農村の担い手の主力は女性であると申し上げましたとおり、4割に近くなるように、これからも任命者である私のほうで、農業委員会と連携しながら登用に意を使っていきたいというふうに思っておりますので、ご指導を賜りますようよろしくお願いしたいと思います。 ○議長(和久和夫)  ほかに質疑ございませんか。 山川議員。 ◆10番(山川英男)  10番、山川です。 今回、冒頭に町長がおっしゃったように、公選制から任命制に移行されたわけですが、今度2回目ですからね。今までは暖機運転だったとしても、今度は本気になってこの改正された内容を、本当に評価を高めていっていただかなければならないと思っております。 それで、今回の市貝町の規則の中にも、8条に農業委員候補者評価委員というものがうたってあります。その評価委員の方々がどんなメンバーで、どんな内容を評価しているのかなと考えると、なかなか見えてこない面があるんですよね。その評価の結果を町長に答申して、町長が最終的には議会にこのようにして出してくるわけでございますから。農業委員会が中心となって、適正化推進委員もいますけれども、ただ、農業振興に尽力するためにはどうするのかということが、もう少し見えてくるような活動が欲しいかなという思いがします。 今、恐らく中心としては、農地の最適化とか流動化の交渉を中心にやっているんだと思うんです。許認可権も更新できますからね。ですけど、その点だけでは農業の振興策までには及んでいないわけです。ですから、全体で求めているものというのはそういうものだと思うんですよ。最適化とか流動化は当然なことでありますけれども、それをじゃ町長は最高任命権者としてどのように、農業委員の方々に何を求めているのかということを、もう少し前面に出していかなければならないのではないかなと思うんです。 6年前までは公選制で独立機関でありましたから、なかなか町長の意見も申し上げづらかったんだと思うんです。でも、3年前からは違いますからね。3年間、暖機運転していたわけですから、今度は本気になって、農業委員会が自分たちの責務を果たしていっていただかなければならないということは、当然、町長の意見もそこに加わっていかなければならないのではないかと思うんです。その点どう考えておられるのかご説明をいただきたいと思います。 ○議長(和久和夫)  入野町長。 ◎町長(入野正明)  山川議員から、農業委員会の農業委員、そして最適化推進委員を含めまして、市貝町の農業をどのように持っていくのか。独立行政機関の市貝町は、教育委員会と同等の独立行政機関の委員会ですから、これが市貝町の農業者、そして農業団体を全てくくっている団体ですので、ここがしっかり市貝町の農業の現状と展望を押さえてくれれば、市貝町の農業は安泰であるというふうに思っています。 そういう中で、私は、選考に当たりましてどういう方を選べるのかなということで、自分も一生懸命、前回の選任に当たりましても、非常に稚拙でございましたけれども、勉強させていただきました。 その一方で、評価委員会があるということを知りまして、評価委員会のメンバーを見ますと、役場の課長が大半を占めていまして、農業をやった経験もないのに大丈夫なのかなということで心配をしたし、今回も心配をしているところでございました。 そんな中で、一応評価シートを目にいたしまして、評価シートでは、職務を適切に行うことが期待できる方かとか、農業に関する役職経験は大丈夫かとか、熱意や意欲が感じられるかとか、それを保証する意味で団体などの推薦があるかなどということが点数として評価されていましたが、残念なことに最終的に応募される方が非常に少なくて、評価委員も評価する競争率が低い中で大変、逆な意味で苦慮したのかなというふうに思っています。 私として、市貝町の農業の推進のエンジンとなる農業委員、そして推進委員の皆様にご期待するのは、食料・農業・農村計画が新たに出まして、その中でも今般非常に目を引くのは、以前はあり得なかったんですが、食料安全保障というのが出てまいりまして、日本の農業もいよいよ先祖返りしてきたのかなということで非常にうれしく思っています。 食料安全保障のためには、常に農地を歩いて泥土を確保しておくと。もう議員の皆様もご経験されているし、直接近いところからお伺いしているでしょうが、有事のときには食料がないとか、屋根にカボチャをまいて食べたとか、そういう話を聞きますけれども、食料安全保障ですから、今回、新型コロナウイルスでも、食料を日本に輸出しないとかそういう話がありまして、しみじみと食料安全保障が分かったわけですが、食料安全保障を確保するためにはちゃんと農地を残すと。ある一定程度、422万ヘクタールとか数字が出ていますが、遊休農地は出さない、必ず戻していくということがありまして、そのためには、今申し上げましたとおり、遊休農地を出さないということに国の政策は大きくシフトしてきています。 それ以上に、当町は、サシバの里づくりをしていまして、直近、太陽光発電板やいろいろな開発が入ってまいりまして、サシバを守ること以上にこの美しい、農家の方がつくってくれた、職員にも言っているんですが、景観は農家がつくるんだと。農家の方が一生懸命、下草刈りをしてくれまして、水の番をしてくれて美しい景観を残しているんですが、その中から1つ2つ谷津田が消えていきまして耕作放棄地になるということは、サシバの里づくりにおいてもこれは許容できないことでございますので。 今度、権限が強くなりまして、調査して、何と勧告して、さらに知事の調停があって、それを今度、利用権設定までされて、所有者がやらなければですね、そんなに強くなってきました。ですから、市貝町の環境保全条例も強く打ち出してもいいのかなと思うんですけれども、農業委員会の権限は目をみはるほど強くなってまいりましたので、遊休農地は出さない。そして、食料を豊かに、いろんな多種品種を作って、先程も農林課長は私に思いを言っていましたが、多種多品目のものをたくさん作ってもらって道の駅を通していただきたいと私に言っておりましたが、でも、最終的には山川先生の意向どおりに結論は出しましたけれども、そういう形で道の駅が農業振興施設としいろんなものがあそこから出ていくと。市貝町の農地が守られて、そしていろんなものが作られて出ていって、農家も豊かになるし、町も豊かになるというような形でいければなと思います。 原点は農地を守るでしたが、今は最適化を図るという難しい、私も分からないような日本語になって、昔は農地を守るで私も分かったんですが、農地の最適化利用などという私には理解できないような難しい言葉になりましたけれども、そういう面で、しっかり農業委員さんと推進委員の皆さんには、市貝町の農業委員、推進委員という自覚と誇りを持って取り組んでいただきたいというふうに思っています。 以上です。 ○議長(和久和夫)  ほかに質疑ございませんか。          (発言する者なし) ○議長(和久和夫)  発言がありませんので、以上で質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第38号から議案第49号までについては、人事案件でありますので、討論を省略し直ちに採決したいと思いますが、ご異議ございませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(和久和夫)  異議なしと認めます。 これから議案第38号から議案第49号までについて順次採決を行います。 採決は1件ごとに行います。 まず、議案第38号を採決いたします。 本案は原案のとおり同意することに賛成の議員の起立を求めます。          (起立全員) ○議長(和久和夫)  起立全員であります。 したがって、議案第38号「市貝町農業委員会の委員の任命につき同意を求めることについて」は原案のとおり同意することに決定しました。 次に、議案第39号を採決いたします。 本案は原案のとおり同意することに賛成の議員の起立を求めます。          (起立全員) ○議長(和久和夫)  起立全員であります。 したがって、議案第39号「市貝町農業委員会の委員の任命につき同意を求めることについて」は原案のとおり同意することに決定しました。 次に、議案第40号を採決いたします。 本案は原案のとおり同意することに賛成の議員の起立を求めます。          (起立全員) ○議長(和久和夫)  起立全員であります。 したがって、議案第40号「市貝町農業委員会の委員の任命につき同意を求めることについて」は原案のとおり同意することに決定しました。 次に、議案第41号を採決いたします。 本案は原案のとおり同意することに賛成の議員の起立を求めます。          (起立全員) ○議長(和久和夫)  起立全員であります。 したがって、議案第41号「市貝町農業委員会の委員の任命につき同意を求めることについて」は原案のとおり同意することに決定いたしました。 次に、議案第42号を採決いたします。 本案は原案のとおり同意することに賛成の議員の起立を求めます。          (起立全員) ○議長(和久和夫)  起立全員であります。 したがって、議案第42号「市貝町農業委員会の委員の任命につき同意を求めることについて」は原案のとおり同意することに決定しました。 次に、議案第43号を採決いたします。 本案は原案のとおり同意することに賛成の議員の起立を求めます。          (起立全員)
    ○議長(和久和夫)  起立全員であります。 したがって、議案第43号「市貝町農業委員会の委員の任命につき同意を求めることについて」は原案のとおり同意することに決定しました。 次に、議案第44号を採決いたします。 本案は原案のとおり同意することに賛成の議員の起立を求めます。          (起立全員) ○議長(和久和夫)  起立全員であります。 したがって、議案第44号「市貝町農業委員会の委員の任命につき同意を求めることについて」は原案のとおり同意することに決定しました。 次に、議案第45号を採決いたします。 本案は原案のとおり同意することに賛成の議員の起立を求めます。          (起立全員) ○議長(和久和夫)  起立全員であります。 したがって、議案第45号「市貝町農業委員会の委員の任命につき同意を求めることについて」は原案のとおり同意することに決定しました。 次に、議案第46号を採決いたします。 本案は原案のとおり同意することに賛成の議員の起立を求めます。          (起立全員) ○議長(和久和夫)  起立全員であります。 したがって、議案第46号「市貝町農業委員会の委員の任命につき同意を求めることについて」は原案のとおり同意することに決定しました。 次に、議案第47号を採決いたします。 本案は原案のとおり同意することに賛成の議員の起立を求めます。          (起立全員) ○議長(和久和夫)  起立全員であります。 したがって、議案第47号「市貝町農業委員会の委員の任命につき同意を求めることについて」は原案のとおり同意することに決定しました。 次に、議案第48号を採決いたします。 本案は原案のとおり同意することに賛成の議員の起立を求めます。          (起立全員) ○議長(和久和夫)  起立全員であります。 したがって、議案第48号「市貝町農業委員会の委員の任命につき同意を求めることについて」は原案のとおり同意することに決定しました。 次に、議案第49号を採決いたします。 本案は原案のとおり同意することに賛成の議員の起立を求めます。          (起立全員) ○議長(和久和夫)  起立全員であります。 したがって、議案第49号「市貝町農業委員会の委員の任命につき同意を求めることについて」は原案のとおり同意することに決定しました。----------------------------------- △議案第50号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(和久和夫)  日程第25、議案第50号「市貝町長等の給与及び旅費に関する条例の一部改正について」を議題といたします。 本案について提案理由の説明を求めます。 入野町長。登壇。          (町長 入野正明 登壇) ◎町長(入野正明)  議案第50号「市貝町長等の給与及び旅費に関する条例の一部改正について」ご説明申し上げます。 本条例の改正につきましては、新型コロナウイルス感染症対策の財源確保のため、町長、副町長及び教育長の給料月額について改正を行うものでございます。 新型コロナウイルス感染拡大の収束が見通せない中、外出自粛や休業要請等により深刻な影響を受けている町民の皆様や事業所の状況を踏まえ、早期に地域経済や住民生活の安定を図るため、補正予算の専決処分をさせていただき、経済、子育て、教育支援など、総合的な対策を実施しているところでございます。 各種支援事業の多くは国庫補助金を財源としておりますが、国の持続化給付金の要件に該当しない事業者に最大30万円を支給する市貝町事業継続応援金事業や、農業を営み収益が減少した者に対する収益補填事業など、一般財源についてもおよそ6,000万円を見込んでいることから、感染症対策の財源確保を目的に、特別職の人件費についてさらなる削減を図るため、所要の改正を行うものでございます。 改正内容につきましては、本町の厳しい財政状況を鑑み、本年4月から令和3年3月31日までの間、私の給料月額につきましては正規の額から100分の30を、副町長並びに教育長につきましても、100分の15、100分の10を減じておりますが、今回の改正で私と副町長はさらに100分の5を、教育長につきましては100分の3を加算し、支給を減額するものでございます。 なお、適用期間につきましては、本年7月から令和3年3月までの9か月間といたします。 以上が市貝町長等の給与及び旅費に関する条例の一部改正についての概要でございます。 よろしくご審議の上、原案のとおりご可決くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(和久和夫)  町長の説明が終わりましたので、これから質疑を行います。 質疑ございませんか。 山川議員。 ◆10番(山川英男)  10番、山川です。 町長は、今まで町政のトップになられてからずっと11年以上、減額でこられたわけでございますよね。その志とか考え方は非常に敬意を表するものであります。今回、それにまた上乗せして減額をするわけでございますが、この行為そのものがずっと継続しているものですからマスコミ等には取り上げられないと思います。隣接町においては、月額30%減額するとか50%減額するとかと出ているところもありますよ。そうすると、それをマスコミが取り上げたときは、それを見た県民の皆様は、いや、大したもんだなという評価はされるものだと思うんです。 ただ、本町の入野町長とか副町長、教育長におかれましてはずっとですからね。その評価を町民の皆様ももう少し知っていただければありがたいなと思うんですよ。町長の配慮か何か分からないですけれども、今の減額をずっと継続してこられた給料を、条例改正もしないで特例として扱ってきていますよね。町長はあと何十年もやるわけではないでしょうけれども、ただ、そういう配慮からかなとは考えております。 ただ、私個人としては、減額しないでもいいんじゃないかなとは思うんだよね。今回、そういう町長の崇高な考え方には賛同させていただきますけれども、私個人としては、今までどおりでいいんじゃなかったのかなという思いがしております。ただ、こういうふうに議案として出されてしまった以上は私どもが判断させていただきますが。 以上です。 ○議長(和久和夫)  答弁はどうですか。いいですか。 山川議員。 ◆10番(山川英男)  じゃ、町長の志の高い意見をお伺いしたいと思います。 ○議長(和久和夫)  入野町長。 ◎町長(入野正明)  私も、議員の皆様と同じように4期ですか、皆さんと同じ待遇で4期もやらせていただきました。その間に自分の生活スタイルができてしまいまして、お金はあまり使わないで、一生懸命節約しながら町民のために仕事をしてまいりまして、急に給料が増えたので使い方ができなかったというのがございますけれども、寄附行為ができないというのがつらいところで、あの方は子供何人もいると、生活できていない。ああ、あそこへ行くと食事もしていないと。寄附をしたいなと思うんだけれども、寄附行為ができない。そうであれば、皆さんと同じように、皆さんもそうですけれども、私ら先輩から言われている、「武士は食わねど高楊枝」だと。もう亡くなってしまいましたが、先輩たちが常々、酒杯を上げながら、1日中、烏山まで行って、付き合わされましたけれども、みんなそうやって言っていました。梨がおらげはまだ去年のやつ売ってねえんだとか、そういうふうに言いながら、みんな「武士は食わねど高楊枝」と言って、皆さん、それを誇りにしていたようですけれども、私も皆さんと同じように節約をして、その分、町民に寄附はできませんから、戻していきたいというふうに思っています。 私よりも教育長が、教育公務員で独立行政機関の長ですけれども、私は、墨野倉教育長様にも、また歴代の教育長さんからもお叱りを受けましたが、教育公務員の給料は削るんじゃないと。それなりの職責と職務を果たしているんだということですが、教育長さんのまで削らせていただいたのは本当に申し訳ないと思っていますが、皆さん、議員も執行部も一丸となって、職員の代表として私たち三役削りましたけれども、一丸となってこの窮状を乗り切っていきたいと思いますので、ご指導とご協力方よろしくお願いしたいと思います。 以上です。 ○議長(和久和夫)  ほかに質疑ございませんか。 小塙議員。 ◆8番(小塙斉)  8番、小塙斉。 今回のこの議案は、7月1日から来年3月31日までの間、町長の給与の100分の30を100分の35にする額を減額するということで、副町長においては、100分の15を100分の20、教育長については100分の10を100分の13に相当する額を減額するということでありますが、その9か月間の合計の額について教えていただきたいと思います。お願いします。 ○議長(和久和夫)  木性総務課長。 ◎総務課長(木性正樹)  ご説明申し上げます。 削減する額でございますが、説明にもありましたように、町長30%、副町長15%、教育長10%が4月から行われておりまして、この改正をする前で減額金額が621万3,310円となってございます。今回、町長、副町長5%ずつ、教育長3%、昨年7月から来年3月までの9か月間で95万7,328円となります。年間合わせますと717万638円になると計算しております。 以上です。 ○議長(和久和夫)  ほかに質疑ございませんか。          (発言する者なし) ○議長(和久和夫)  発言がありませんので、以上で質疑を終結いたします。 これから討論を行います。 まず、本案に対する反対者の発言を許します。          (発言する者なし) ○議長(和久和夫)  次に、賛成者の発言を許します。          (発言する者なし) ○議長(和久和夫)  発言がありませんので、以上で討論を終結いたします。 これから議案第50号を採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の議員の挙手を求めます。          (挙手多数) ○議長(和久和夫)  挙手多数であります。 したがって、議案第50号「市貝町長等の給与及び旅費に関する条例の一部改正について」は原案のとおり可決されました。----------------------------------- △議案第51号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(和久和夫)  日程第26、議案第51号「市貝町特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について」を議題といたします。 本案について提案理由の説明を求めます。 入野町長。登壇。          (町長 入野正明 登壇) ◎町長(入野正明)  議案第51号「市貝町特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について」ご説明申し上げます。 本条例の改正につきましては、情報公開及び個人情報保護審査会及び行政不服審査会委員の報酬額について改正を行うものでございます。 情報公開及び個人情報保護審査会は、町、教育委員会等の諮問により、情報公開請求に対する決定等に関し審査請求があった場合においてその審査請求についての審査を、行政不服審査会につきましては、行政不服審査法に基づき、行政が行う許可や認定などの行政処分に対し不服申立てがあった場合、審査をする機関でございます。 近年、住民ニーズの多様化や権利意識の高揚とともに審査請求内容が複雑多岐にわたる傾向にあり、短期間に各種法律に照らし合わせ、不開示請求の妥当性の判断や解決策を見出すことが困難になってきており、専門性を持った委員の必要性が高まっております。 このようなことから、公正かつ的確・迅速な審査会運営に努めるため、両審査会の委員に弁護士を加える改正をするものでございます。 以上が市貝町特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正につきましての概要でございます。 よろしくご審議の上、原案のとおりご可決くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(和久和夫)  町長の説明が終わりましたので、これから質疑を行います。 質疑ございませんか。 小塙議員。 ◆8番(小塙斉)  8番、小塙斉。 今回のこの議案は、情報公開及び個人情報保護審査会の委員長を弁護士の先生にお願いして、委員長報酬5,000円を弁護士の先生に1万2,000円ということで、プラス7,000円のアップということと、行政不服審査会についても会長職を弁護士の先生にお願いするということで、やはりプラス7,000円の1万2,000円とするということでございますが、これ、例えば、昨年度、この2つの情報公開であるとか行政不服審査会について何回ぐらいそういったことがあったのかをお聞きしたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(和久和夫)  木性総務課長。 ◎総務課長(木性正樹)  ご説明申し上げます。 昨年度に係る情報公開請求、また、不服審査に係る審査請求でございますが、昨年令和元年度は、情報公開自体の請求については3件ございましたが、それに対する不服申立てについてはございませんでした。 以上です。 ○議長(和久和夫)  ほかに質疑ございませんか。          (発言する者なし) ○議長(和久和夫)  発言がありませんので、以上で質疑を終結いたします。 これから討論を行います。 まず、本案に対する反対者の発言を許します。          (発言する者なし) ○議長(和久和夫)  次に、賛成者の発言を許します。          (発言する者なし) ○議長(和久和夫)  発言がありませんので、以上で討論を終結いたします。 これから議案第51号を採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の議員の挙手を求めます。          (挙手多数) ○議長(和久和夫)  挙手多数であります。 したがって、議案第51号「市貝町特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について」は原案のとおり可決されました。----------------------------------- △議案第52号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(和久和夫)  日程第27、議案第52号「令和2年度市貝町一般会計補正予算(第3号)」を議題といたします。 本案について提案理由の説明を求めます。 入野町長。登壇。          (町長 入野正明 登壇) ◎町長(入野正明)  議案第52号「令和2年度市貝町一般会計補正予算(第3号)」についてご説明申し上げます。 今回の補正予算につきましては、歳入歳出それぞれに5,162万7,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を59億9,664万8,000円とするものでございます。 5ページをお開きください。 まず、歳出について申し上げます。 7款1項2目商工振興費につきましては、新型コロナウイルス感染症に係る緊急経済対策として、例年実施しておりますプレミアムつき商品券事業について、10%のプレミアム率を30%に引き上げるとともに、発行総額を「4,950万円」から「8,450万円」に増額することとし、事業実施に伴い増加する経費を当初予算額600万円に追加するものでございます。 10款1項2目事務局費は、国の要請により臨時休業した3月中の学校給食のキャンセル料を負担するものです。 2項小学校費の1目学校管理費、12節委託料につきましては、国の掲げるGIGAスクール構想の実現に向け、児童・生徒1人当たり1台のタブレット端末を導入するため、先行して校内のWi-Fi環境を整備するものでございます。 なお、国では、新型コロナウイルス感染症拡大を踏まえ、GIGAスクール構想を早期に実現するため、本年度中の整備を推進しております。 13節借上料につきましては、中期的な整備計画に基づき当初予算で計上しておりましたWi-Fi機器の借上料を、Wi-Fi環境整備の前倒しに伴い全額減額するものでございます。 続いて、2目教育振興費は、児童がエネルギー問題について深く理解するため、エネルギー教育推進に必要な備品を購入する経費を計上しております。 3項中学校費の各科目につきましては、小学校費と同様の内容の補正でございます。 次に、これらの財源となる歳入について申し上げます。 4ページにお戻りください。 まず、15款2項6目教育費国庫補助金のうち、学校臨時休業対策費補助金は、町が負担する学校給食のキャンセル料について、経費の4分の3を国庫補助金として計上しております。また、公立学校情報通信ネットワーク環境施設整備費補助金につきましては、小・中学校のWi-Fi環境整備に係る経費について、学級数等に応じて算定される国庫補助金を計上したものでございます。 16款2項7目教育費県補助金は、小・中学校のエネルギー教育に対し、100万円を上限とする全額を県が補助するものです。 20款1項1目繰越金につきましては、特定財源充当後に不足する額を計上しております。 以上が令和2年度市貝町一般会計補正予算(第3号)の概要でございます。 よろしくご審議の上、本案が原案のとおり可決されますようお願い申し上げます。 ○議長(和久和夫)  町長の説明が終わりましたので、これから質疑を行います。 質疑ございませんか。 1番、荒井議員。 ◆1番(荒井和一)  1番、荒井和一です。 5ページ、お願いします。 7款1項2目商工振興費、通称プレミアム商品券についてちょっとお伺いします。 この商品券は毎年発行しているんですけれども、今回は30%のプレミアムがついての発行ということで、毎年7月頃をめどに発行しています。今回においては、いつ頃発行にあって、何枚ぐらいを発行してという詳細についてちょっと、分かる範囲で結構ですけれども、説明のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(和久和夫)  金田企画振興課長。 ◎企画振興課長(金田道宙)  ただいまのご質問に対しご説明いたします。 発行時期につきましては、昨年度は7月20日の海の日ですか、3連休で発売しておりましたが、今回につきましては、経済対策ということも含めまして、早めに発売ということで商工会と調整しましたところ、7月4日土曜日、5日日曜日の2日間で考えております。 ただし、今回、コロナ対策として対面方式の販売ですので、それを極力避けるために、チラシ配布の際に往復はがきの事前申込みを受けて、それで受け付けるというようなことで考えているところでございます。 そして、枚数ですけれども、低所得者も買いやすいようにということで、例年ですと1,000券が11枚とかでしたけれども、500円にしまして、30%上乗せですから13枚ですね、それで6,500円分を5,000円で販売するというような形になります。したがいまして、8,450万円が総額で6,500円分ですから、冊子数ですと1万3,000冊という形になろうかと思います。 それと、購入につきましては、例年どおり、1世帯当たり10万円までということで考えているところでございます。10万円ということは13万円分ですね、ということになります。 以上です。 ○議長(和久和夫)  ほかに質疑ございませんか。 豊田議員。 ◆5番(豊田功)  5番、豊田功。 小学校、中学校とも、校内のラインを充実して早急に教育環境整備を整えるということで、このような予算化をされたわけでありますけれども、順調にいって、いつ頃からこれが起動されるか、教育長の考えですね、計画といいますか、それをお聞かせいただければと思います。大体の計画で結構です。すぐに使いこなせるということは理解しておりませんので、承知しておりますので、整備しても即、今年、来年というわけにはいかないんではないかと思いますけれども、いつ頃には市貝町の小・中学校がこの教育機器を使って軌道に乗った教育指導ができるかということを、大枠で結構ですからお聞かせください。 ○議長(和久和夫)  小森教育長。 ◎教育長(小森祥一)  ただいまの質問にお答えさせていただきます。 今回の補正が通りましたら、早速まず、LAN環境のどこにWi-Fiのアクセスポイントを設置するかについて各学校を回りまして確認をいたしまして、業者に発注をしまして、年内にWi-Fi環境が整えばよろしいかなというふうに思っているところです。 これは私の希望でもあるわけなんですけれども、ただ、このGIGAスクール構想につきましては、昨日もお話を申し上げましたように、各市町で今年度中にできるだけ整備を図りたいというところでございますので、業者につきましてもなかなか、すぐに対応ができるかどうかというのがちょっと今のところ分かりかねるところでございまして、遅くとも、このWi-Fi環境につきましては1月頃をめどには整備したいなというふうに思っているところです。 併せて、1人1台の端末につきましては、9月議会のときにまた補正を出させていただきまして承認をいただければ、すぐにでも取り組みたいところでございますけれども、これは、市貝町は小・中学生全ての子供たちに、それから教職員にも1人1台配付する予定でございまして、全部で900台余りの数が必要でございます。 そうしますと、相当数もう県内でも必要になってくるということで、これが全国的な規模になりますと、各メーカーもコロナ関係でなかなか生産が進まない状況の中で、果たして端末が整備されるかどうかというのは、今のところ分かりかねるところでございますけれども、予定では、年内に発注をしまして遅くとも年度内には整備が図れれば、来年度から授業で使えるかなというふうに考えているところでございます。 以上でございます。 ○議長(和久和夫)  ほかに質疑ございませんか。 小塙議員。 ◆8番(小塙斉)  8番、小塙斉。 4ページの歳入について、16款2項7目のエネルギー教育推進事業補助金、合計100万円ということでございますが、これは、歳出のほうでいいますと10款2項2目17節の64万9,000円と、6ページの10款3項2目の17節の備品購入費かなと思うんですが、これらは、小学校と中学校、どういうエネルギー教育の備品なのか教えていただければと思います。よろしくお願いします。 ○議長(和久和夫)  滝田こども未来課長。 ◎こども未来課長(滝田弘行)  それではご説明させていただきます。 今回、エネルギー教育推進に係る備品購入ということで、議員がご指摘のとおり、県費100万円を上限として満額をいただいて、市貝町については、市貝小学校、赤羽小学校、この2校を小学校は対象として、小貝小については数年前にこの授業に取り組んでいるということで、今回は取組のないこの2つの小学校、小学校については小型の軽量太陽光発電セット、こういったエネルギーに関係する備品の購入を予定しております。 また、中学校費、こちらにつきましても市貝中学校を対象校ということでお金をいただきまして、今回は放射線の性能実験器、こういったものを中学校で購入する予定となってございます。 以上でございます。 ○議長(和久和夫)  ほかに質疑ございませんか。 園部議員。 ◆6番(園部弘子)  お疲れさまです。 1つだけ確認させていただきたいんですけれども、先程、同僚議員のほうから質問した件で同じ件になってしまいますが、5ページの10款教育費、2項、3項小・中学校の学校管理費の校内LAN整備業務委託料につきまして、最初は町長から、全員に1台タブレットを購入するためにWi-Fiの環境を整えたいという答弁がありまして、その後、教育長のほうからさらにいろいろ、計画まで説明していただいたんですけれども、これは、全員1台ということは小学生1年生から当然配付されるのかということと、このたびコロナ問題で小・中学校が休校になりましたので、その問題に端を発してオンライン授業の必要性なども、全国でそういうことからこういう話になったのかなと思います。 これは、継続してずっと、今後も新入生が入ってきたら当然どんどん同じように配付して続けていくものなのかということを確認お願いいたします。 ○議長(和久和夫)  滝田こども未来課長。 ◎こども未来課長(滝田弘行)  園部議員さんのご質問についてご説明いたします。 今回、GIGAスクールということで国の構想に乗って、町のほうでは段階を踏まえて、まずは校内のそういった通信環境の強化を図っていくというのを補正予算に上げさせていただいております。その後、先程、教育長の説明にありましたとおり、9月にある程度の仕様を決めた上で、小学生、中学生、また先生方の1人1台のタブレット端末等の整備を進めていくという考えでございます。 本来ですと、このGIGAスクール構想は、令和5年度までに文科省は段階的に整備をするということで、どちらかというと、低学年の小さなお子様については、年次計画の後のほうで考えて整備を進めるような考えがありましたが、今回、園部議員さんご指摘のとおり、コロナ等の影響もありまして、そういうリモートの授業ですとか在宅での授業などの必要性なども出てきたことから、国のほう、文科省のほうは、このGIGAスクール構想の部分を前倒しして、今年度中にそういった条件整備及び1人1台端末の部分の助成を行うということで、教育長さんのお話にありましたとおり、今年、県内はおろか国内一斉に、こういった条件整備、端末整備を進めていくということになりました。 ということで、今年につきまして、町としましても、小学1年生から中学3年生まで、生徒さん、児童さんについては1人1台の端末の整備を考えているところでございます。 ただ、来年以降入ってくる子供たちについてまた新たな1台を買い与えるかというのは、そちらについては、きっと今回、端末の導入についての補助がつくのは今年限りになりますので、まず今年に、現在の生徒数プラス、ある程度のプラスアルファを見越した端末の整備を図っていくということになるかと思います。 以上です。 ○議長(和久和夫)  ほかに質疑ございませんか。          (発言する者なし) ○議長(和久和夫)  発言がありませんので、以上で質疑を終結いたします。 これから討論を行います。 まず、本案に対する反対者の発言を許します。          (発言する者なし) ○議長(和久和夫)  次に、賛成者の発言を許します。          (発言する者なし) ○議長(和久和夫)  発言がありませんので、以上で討論を終結いたします。 これから議案第52号を採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の議員の挙手を求めます。          (挙手全員) ○議長(和久和夫)  挙手全員であります。 したがって、議案第52号「令和2年度市貝町一般会計補正予算(第3号)」は原案のとおり可決されました。----------------------------------- △議案第53号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(和久和夫)  日程第28、議案第53号「令和2年度市貝町一般会計補正予算(第4号)」を議題といたします。 本案について提案理由の説明を求めます。 入野町長。登壇。          (町長 入野正明 登壇) ◎町長(入野正明)  議案第53号「令和2年度市貝町一般会計補正予算(第4号)」についてご説明申し上げます。 今回の補正予算につきましては、歳入歳出それぞれに1,213万3,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を60億878万1,000円とするものでございます。 今回の補正の主な理由といたしましては、5月14日、栃木県における緊急事態宣言の解除を受けて、小・中学校の授業再開に伴い、児童・生徒に対する新型コロナウイルス感染リスクを低減するとともに、保護者が安心して子供を学校に通わせることができるよう、さらには、公民館等の公共施設の利用再開に向けて、利用者の感染を防止するため、必要な備品等を緊急に整備するものでございます。 5ページをお開きください。 まず、歳出について申し上げます。 3款2項1目児童福祉総務費及び4目保育所費につきましては、感染予防対策のため、学童クラブや町立保育所に空気清浄機を設置するものです。 4款1項2目予防費につきましては、新型コロナウイルス感染症の第2波、第3波が到来した際、迅速に対応するため、町民配付用マスクを購入するものでございます。 続きまして、5目保健福祉センター費及び6目健康保養センター費は、町民の健康診断や温泉来館者の感染予防対策として、空気清浄機及び換気を促す大型扇風機を設置する経費を計上しております。 10款2項小学校費及び3項中学校費につきましても、各教室に空気清浄機並びに大型扇風機を設置するほか、教員と児童・生徒が対面授業となることから、教卓にアクリル製の飛沫防止パネルを設置し、発音を学ぶ英語の授業等の際にも教員の口元が見えるよう対策を講じたいと考えております。 続きまして、6ページをご覧ください。 10款4項2目公民館費の10節需用費につきましては、順次再開すると思われる各種団体の活動において、感染予防のため、自治公民館等で使用する消毒液等の購入経費を計上いたしました。 また、同目17節のほか、4目町民ホール運営費、5目図書館・歴史民俗資料館費及び5項2目体育施設費においてそれぞれ計上しております備品購入費につきましては、各会議室等への空気清浄機並びに扇風機を設置するものでございます。 次に、これらの財源となる歳入につきましてご説明申し上げます。 4ページにお戻りください。 今回の補正に係る財源につきましては、全額を20款1項1目繰越金により計上しております。 以上が令和2年度市貝町一般会計補正予算(第4号)の概要でございます。 よろしくご審議の上、本案が原案のとおりご可決されますようお願いいたします。 ○議長(和久和夫)  町長の説明が終わりましたので、これから質疑を行います。 質疑ございませんか。 荒井議員。 ◆1番(荒井和一)  1番、荒井です。 それでは5ページをお願いします。 4款1項2目予防費、需用費の中でマスクという、先程、町長からご説明がありましたけれども、このマスクに関しては、先程、町長のお話だと備蓄用のマスクでよろしいのでしょうか、そのマスクについてお伺いいたします。そして、何枚ぐらいをこれ用意していくのか、その点もよろしくお願いいたします。 あと一つなんですけれども、6ページ、10款4項2目公民館費、10節需用費、この中で、先程説明がありましたけれども、消毒液を用意するということなんですけれども、この消毒液に関してちょっと細かい説明をお願いしたいと思いますので、その2点、よろしくお願いいたします。 ○議長(和久和夫)  國井健康福祉課長。 ◎健康福祉課長(國井美由紀)  それでは、ただいまのご質問に対しましてご説明申し上げます。 4款1項2目予防費の消耗品でございますが、これから、秋、また考えられるコロナウイルス感染症の予防策としまして、町民の方に1世帯当たり50枚のサージカルマスク、不織布のマスクを配付するように考えております。また、備蓄も含めて、そういったところで準備がしていければなと考えております。 以上です。 ○議長(和久和夫)  関澤生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(関澤孝浩)  それでは、10款4項2目10節需用費の内訳でございます。 消耗品につきましては、スプレーボトルを購入したいと思います。約60本でございます。これは各自治公民館、40自治公民館分も含んでおります。医薬材料費につきましては、手指用消毒液、高濃度エタノールということで、これにつきましても40自治公民館を含んで、また、中央公民館等で手指の消毒に使うものでございます。 以上でございます。 ○議長(和久和夫)  ほかに質疑ございませんか。          (発言する者なし) ○議長(和久和夫)  発言がありませんので、以上で質疑を終結いたします。 これから討論を行います。 まず、本案に対する反対者の発言を許します。          (発言する者なし) ○議長(和久和夫)  次に、賛成者の発言を許します。          (発言する者なし) ○議長(和久和夫)  発言がありませんので、以上で討論を終結いたします。 これから議案第53号を採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の議員の挙手を求めます。          (挙手全員) ○議長(和久和夫)  挙手全員であります。 したがって、議案第53号「令和2年度市貝町一般会計補正予算(第4号)」は原案のとおり可決されました。----------------------------------- △発議第1号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(和久和夫)  日程第29、発議第1号「市貝町議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正について」を議題といたします。 本案について提出者の関澤正一議員から趣旨説明を求めます。 関澤議員。登壇。          (3番 関澤正一 登壇) ◆3番(関澤正一)  3番、関澤正一。 趣旨説明書。 提出者、関澤正一。 ただいま議題となりました発議第1号「市貝町議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正について」趣旨説明を申し上げます。 改正の趣旨は、世界中に蔓延している新型コロナウイルス感染症は、我が国においても1月に国内初の感染者が確認され、さらに感染拡大がいつまで続くか不明である。政府は不要不急の外出を控えるように国民に呼びかけ、日本国内でも広く自粛ムードが広がってきている状態である。 当町が今回のパンデミックによって被る深刻な影響を考えるとき、今後、当町においても、大幅な税収減とこれまで以上に厳しい財政運営を迫られることは確実である。また、政府の自粛制限の要請により、多くの事業者、給与所得者が経営、生計に切迫した状態にある。 このような状況に鑑み、本条例第1条において定めている報酬月額を、本年7月1日から令和3年3月31日までの間、それぞれ5%削減するものであります。 よろしくご審議の上、本案が原案どおり可決されるようお願い申し上げます。 ○議長(和久和夫)  関澤正一議員の説明が終わりましたので、これから質疑を行います。 質疑ございませんか。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(和久和夫)  発言がありませんので、以上で質疑を終結いたします。 関澤正一議員には大変お疲れさまでした。自席にお戻りください。 これから討論を行います。 まず、本案に対する反対者の発言を許します。          (発言する者なし) ○議長(和久和夫)  次に、賛成者の発言を許します。          (発言する者なし) ○議長(和久和夫)  発言がありませんので、以上で討論を終結いたします。 これから発議第1号を採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の議員の挙手を求めます。          (挙手全員) ○議長(和久和夫)  挙手全員であります。 したがって、発議第1号「市貝町議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正について」は原案のとおり可決されました。 ここで暫時休憩といたします。 休憩中に常任委員会を開催し、議会閉会中の事務調査及び行政視察の件について協議をいただきます。 再開時間は追って連絡します。 なお、執行部の皆さんにはここで退席していただいて結構です。大変ご苦労さまでした。                          (午後3時57分)----------------------------------- ○議長(和久和夫)  再開いたします。                          (午後4時50分)----------------------------------- △会議録の訂正 ○議長(和久和夫)  昨日、関澤議員の一般質問においてちょっと不隠当な発言と思われる箇所がありましたので、議長である私の職権で会議録を訂正させていただきますので、ご了解願います。----------------------------------- △常任委員会の閉会中の継続調査の件 ○議長(和久和夫)  それでは、日程第30、「常任委員会の閉会中の継続調査の件」を議題といたします。 総務民生常任委員長及び文教経済常任委員長から、会議規則第74条の規定により、お手元に配りました所管事務の調査事項について閉会中の継続調査の申出があります。 お諮りいたします。各常任委員長から申出のとおり、閉会中の継続調査とすることにご異議ございませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(和久和夫)  異議なしと認めます。 したがって、各常任委員長から申出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決定いたしました。-----------------------------------議会運営委員会の閉会中の継続調査の件 ○議長(和久和夫)  日程第31、「議会運営委員会の閉会中の継続調査の件」を議題といたします。 議会運営委員長から、会議規則第74条の規定により、お手元に配りました本会議の会期日程等の議会運営に関する事項及び議長の諮問に関する事項について、閉会中の継続調査の申出があります。 お諮りいたします。委員長から申出のとおり、閉会中の継続調査とすることにご異議ございませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(和久和夫)  異議なしと認めます。 したがって、委員長から申出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決定しました。-----------------------------------議会広報編集調査特別委員会の閉会中の継続調査の件 ○議長(和久和夫)  日程第32、「議会広報編集調査特別委員会の閉会中の継続調査の件」を議題といたします。 議会広報編集調査特別委員長から、会議規則第74条の規定により、お手元に配りました議会広報の編集・調査・発行に関する事項について閉会中の継続調査の申出があります。 お諮りいたします。委員長から申出のとおり、閉会中の継続調査とすることにご異議ございませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(和久和夫)  異議なしと認めます。 したがって、委員長から申出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決定いたしました。----------------------------------- △閉会の宣告 ○議長(和久和夫)  これで本日の日程は全部終了いたしました。 会議を閉じます。 以上で令和2年度第4回市貝町議会定例会を閉会といたします。                          (午後4時52分)  地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。    令和  年  月  日          議長          署名議員          署名議員...